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最近はオーディオブログです

愛知万博関連

isedの発表の関連で、ネットでの情報流れに興味があるので、この愛知万博の話を追いかけ中。
開催の是非について問い詰めてくる人が…: 中島ひな的ブログ - HINALOG
http://www.hinalog.com/archives/000388.php

なんか紛らわしいですけど、事実のもとに批判や議論をする(参加を問うカタチ)のと
押し付ける様に妨害する(とにかく行かないように仕向けるカタチ)のはちょっと違う。

愛知万博の食事の値段のネガティブキャンペーンに対して、現地の情報を提供していた中島ひな氏に対して、万博開催の是非を問い詰める人がいるらしい。こういう踏み絵的態度を迫る人っているよなあ。白か黒!みたいな。


好き好き大好きっ ネットっていうのは怖いところがあるな、と改めて思った。
http://www.ne.jp/asahi/yu-show/sukisuki/#20050329

別に誰が悪いってことじゃなく、ネットというものの特性として(2ちゃんに限らず)、人のこういう憤りを無尽蔵に増幅させるというものがあると思うんですよ。

マイナスの感情を増幅させる装置としてのネット。感情のミラーリング
以前も似た事は書いたんだけど、マイナスの感情ってネットだと増幅しやすいんだけど、それがネット外の行動に繋がるのは意外と低いのではないかという考えもある。
http://artifact-jp.com/mt/archives/200412/isedglocom1.html
ただ、ここで例に出ているのは何かイベントに行かせようとする(動員)であり、今回のは「万博に行かない」という選択肢を取らせようというもの。「○○をしない」という選択肢を取らせるためには、マイナスの感情のミラーリングは結構効果的な気がする。

ネットにおける人権擁護法案反対運動

まとめサイトとかFlashを見ても、煽っているなーと思って、特に紹介などはしなかったんだけど、冷静な意見が出てきたのでメモ。
音極道茶室: 人権擁護法案ポジションMAP
http://www.virtual-pop.com/tearoom/archives/000047.html
官僚として反対言説の法案解釈にツッコミいれまくっていたbewaad氏なんだけど、その原動力について「感情論である」といいながら触れているものの、すごくわかりやすかったのでちょっと引用を。
bewaad institute@kasumigaseki(2005-03-29) 人権擁護法反対論批判 趣旨説明編
http://bewaad.com/20050329.html

「反対論に見られる在日韓国・朝鮮人解同・部落出身者、創価学会に関する陰謀論の多くは、「我が闘争」におけるユダヤ陰謀論に極めてよく似ています。」

すごいストレート(笑)。やっぱりナチスの宣伝手法との近似は考えちゃうよなあ。
また、精力的に思考している若隠居さん。
若隠居の徒然日記:なんか変なんだが、なにが変なんだ、、、
http://blog.goo.ne.jp/wakainkyo/e/20dd431cbf103140ea76d2bfc552d4de
人権擁護法案反対集会の幹事のバックボーンについて。
若隠居の徒然日記:人権擁護法案についてマスコミの報道仕方は「異常」なのか?
http://blog.goo.ne.jp/wakainkyo/e/d1f83577ece8106775e8877edc1204bd

最近感じて、今でも考えている段階のことなのですが、ネットのいわゆる「保守派」は、マスメディアや利権団体といった「敵」に対して、何かこう非常に言葉にし難いのですが、「無限の要求」みたいなものを突きつけている部分が無きにしも非ずだと思います。

のGKCさんという方のコメントになるほどと思った。
若隠居の徒然日記:bewaadさんの心情に頷いてみる
http://blog.goo.ne.jp/wakainkyo/e/f9931e3dec28eb7510735b54bd1dba9d
若隠居の徒然日記:一連の人権擁護法案についての議論を見て
http://blog.goo.ne.jp/wakainkyo/e/49e6050d7750068ddb867674bb00b5cb

人権擁護法案の取り扱いに見る「ジャーナリスト・クライン孝子」の危うさ

http://blog.satohs.jp/200503/article_3.html
若隠居の徒然日記:保守言論もこんなもんよ
http://blog.goo.ne.jp/wakainkyo/e/b4377714502acf6434c5c731677c996d
現在、人権擁護法に反対しているクライン孝子氏だが、最初に法案の原型が出た2002年には賛成派だったという。クライン孝子氏の話を真面目に読んだことなんてないんだけど、わかりやすい例として。

PS2『ジルオール インフィニット』

http://www.gamecity.ne.jp/zo/

KOEI The Best Zill O'll(ジルオール)

KOEI The Best Zill O'll(ジルオール)

このゲームの続編。光栄でキャラデザは末弥純氏。『ルナティックドーン』などと同じフリーシナリオのRPGで、地味に面白いみたい。

PSP『アドベンチャープレイヤー』発表会

フロムソフトウェアの『アドベンチャープレイヤー』の発表会があって詳細がいろいろ出ている。いろいろな方面からのアプローチがあるようだ。
フロム・ソフトウェアPSP「アドベンチャープレイヤー」説明会を開催
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050404/from.htm
時にはプレイヤー、時にはクリエイター!? PSP『アドベンチャー プレイヤー』発表会
http://www.dengekionline.com/data/news/2005/04/04/78f4d843468baefcf03da37be70e4565.html
ゲーム屋店員の戯言:PSPゲーム アドベンチャープレイヤー 6/30発売
http://blog.livedoor.jp/od3/archives/18043280.html
関係ないけどここのコメント欄が3つめ辺りから謎なことに。
ITmedia Games:フロム・ソフトウェアが新機軸打ち出す「アドベンチャープレイヤー」を発表
http://www.itmedia.co.jp/games/articles/0504/04/news086.html

 ADVPスタジオの気になる点として、自ら画像を取り込み製作できる構造上、著作権や肖像権などに抵触する可能性がある。一応、ADVPスタジオを導入する際、誓約書を交わすことになるのだが、根本的な問題解決にはならないと予想される。悪質な著作権無視や肖像権を侵害するゲームデータなどについてはメーカー側が発見次第削除、取締りをするとのこと。このグレーゾーンの整備をどうするのかは今後の課題であろう。

とはいっても、著作権侵害データはたくさん出回りそうだなあ。
株式会社アルティが参入して、「マーダー・クラブ」や「琥珀色の遺言」が出るそうで。あれ、リバーヒルソフトでは…と思ったら、アルティはもともとリバーヒルの子会社で、リバーヒルからいろいろな権利を2004/3/1に譲渡され、リバーヒルソフトは破産したそうな。なるほど…。
Nintendo iNSIDE Developer's Profile 第14回 株式会社シング
http://www.nintendo-inside.jp/special/developer/10013.html
上の記事でリバーヒルの遺伝子がどう受け継がれたのかよくわかる。リバーヒル分派が『アナザーコード 2つの記憶』を開発したのか、納得。以下はシングが開発したゲーム。

玻璃ノ薔薇 (ガラスノバラ)

玻璃ノ薔薇 (ガラスノバラ)

http://www.capcom.co.jp/gnb/
アナザーコード 2つの記憶

アナザーコード 2つの記憶

ITmedia Games NINA PROJECT:サイレントアサシン ニーナ・ウイリアムズのすべて

http://www.itmedia.co.jp/games/special/deathbydegrees0503/
1月末に発売されたゲームなのに、3月下旬からこうしてフォローされるのって珍しいような。このゲーム、体験版をちょっとプレイしたんだけど、スティックを深く倒しても走らないという仕様が受け付けなかったので、買う気は起きなかったなあ。

なぜゲームの評論が育たないか

9bit confusion - ゲームの評論が育たない理由
http://gmk.9bit.org/note05q2/050402-review.htm
評論とレビューを一緒のものとして扱うのはどうかなーと思いつつ。自分の認識では、レビューはバイヤーズガイドであって、評論はその作品の新しい姿を見せてくれるもの、かなあ。自分の場合、あるタイトルが気になった時はレビュー系サイトを読んで、買おうかどうか検討することが多い。
関連記事。
ITmedia Games:ゲームソフトを衝動買いする人は少数派?
http://www.itmedia.co.jp/games/articles/0503/23/news031.html
ジャーナリストの視点から見るゲーム業界の裏側
http://www.kyoto-one.ad.jp/gap/1gap/2now/gakusyuukai/200407.htm
ゲーム批評の元編集長の小野憲史氏による講演。
A.B.: ゲームの批評と「匠の目」
http://ab.txt-nifty.com/ab/2004/08/post_1.html
上の記事はこちらで知ったんだけど、多根清史さんの文章分析に笑ってしまった。パターン読まれてます!

メテオス話その後

AB2 ヘビーゲーマーの未来
http://ab2.blog6.fc2.com/blog-entry-4.html
最近こちらの記事からよく人がくるのでちょっと反応。「『メテオス』好きな人たちを批判する人たち」(http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050327#meteos)を書いたのは、取り上げた文章が『メテオス』というタイトルが商品としてなぜ一般ユーザーには受けなかったか?という分析なら別に気にしなかったものの、ファンの人たちを過剰に攻撃しているのが気になったからでして。
せかいの はんぶんを おまえに やろう
http://d.hatena.ne.jp/wtnb18/20050328#hatunetu
PORI-BUCKET-02 PRODUCTION MODEL メテオスを良いと触れ回ると信者だの身だしなみに気を配ることも無い人間だのとレッテルを貼られる件について
http://d.hatena.ne.jp/rerasiu/20050328#p1
あの記事はカトゆー家断絶で紹介されたからか、こんな感じで反応があった。
そういえば、PORI-BUCKET-02 PRODUCTION MODELでも指摘されていたけど、『ポケットモンスター』って、細かく見てどういう売り上げになっていたのかちょっと気になった。最初はあまり売れなかったというのはよく聞くんだけど、1ヶ月ぐらい売れなかったのか?とか。確かコロコロコミックでの連携が効果を出したという話も『ポケモン・ストーリー』で読んだんだけど手元にないのでちょっとチェックできず。

ポケモン・ストーリー〈上〉 (角川文庫)

ポケモン・ストーリー〈上〉 (角川文庫)

ポケモン・ストーリー〈下〉 (角川文庫)

ポケモン・ストーリー〈下〉 (角川文庫)

なお、初週以後の『メテオス』の売上もランキングに入らなかったため、あんまり売れてないというのは事実らしい。でも同時期に発売されたNDSのソフト自体、3〜5万辺りとパッとしない数字なので、NDSユーザーの満足度が一周したんじゃない?という気も。
売上に関していえば、あれだけ認知度が高いと思われる『NANA』のゲームが全然売れてない辺りに、今のエンタメ業界の中におけるゲームのポジションというのが端的に出ているんじゃないかなあと思った。普通のユーザーの気にし方が極端というか。他の業界、たとえば映画だと単館系であっても、『ピンポン』などのようにすごいヒットになったりして、作品の層が厚くなっているのに、ゲームは二極化しちゃっている。
ITmediaニュース:映画原作ゲームの認知度は低い
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0504/04/news063.html
こんな話も。
本題の「ヘビーゲーマーは生き残れるか?」だけど、どういうゲームをヘビーゲーマーが求めているかによって変わりそうな。SRPGみたいなやり込み度の高いゲームだったら、今もよく出てるし、ab2さんは洋ゲーを受け付けないそうだけど、アクション性の高いゲームで面白いものを探すのなら、洋ゲーで面白いものは多いし。

GoogleでキャッシュがなかったらYahooでチェック

キャッシュ倉庫の検索エンジンとしてのヤフー | 240雑記
http://240.ameblo.jp/entry-3a74e9b0f622eac880230ce8519c190b.html
ライブドアニュースでのニッカンゲンダイの記事は削除された? 」(http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050404#ldoorpj)だけど、更に調査をした方が。Yahooはライブドアニュースのキャッシュを残していて、Googleは残してないというだけだそうです。ライブドアニュースGoogleはじいているのかもと思って、記事のメタタグを見たりはしてたんですが、特に不審な点もなかったので、あんな追記だったんですが、そういうオチでしたか。
記事の指摘でもあるように、かざきり羽関連もGoogleからキャッシュが消えていたのが拍車をかけてましたが、調べる時はGoogleだけではなく、ヤフーも調べようねということで。

西島大介はオシャレな人間にはピンとくる作風

西島大介 凹村戦争
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1085307032/l50

138 :名無しは無慈悲な夜の女王 :05/03/03 02:05:21
俺は美術館とか行くの結構好きだけど、アート的感性って意識的にじゃないと身に付かないよね。
普段娯楽小説であるSFや、テレビ漫画ばかり見ていてはアート的感性は身に付かないと思う。
(しかも退屈なテレビ漫画に限ってパンチラなどの女性を性の対象としてしか見てない作品ばかりだ!)
西島大介は美術を専門的に学んだだけあって、オシャレな人間にはピンとくる作風。(ストーリーもだ!)

おそらくアンチってのはその空気を意識的にか無意識的にか感じ取っていて、オシャレ系な人に対して
敵視をしているという構図なんだと思う。そんなことしたって自分がもっさいのは変わらないのに。
西島を敵視するくらいならまず髪を切って、マルイ系でもいいからデザイナーズブランドの服を買い、
ハゲてるなら帽子をかぶり、さっぱりしてからもう一度西島の本を読んでみるべき。
そうすれば少しは共感できるんじゃないかな?

とにかく西島を批判してる人って、ダサさが滲み出てて見苦しいよ。

テンプレートに使えそうなステキな釣り文章。「テレビ漫画」という単語の使用は判断が難しいところだ。

ファウスト対抗誌

闘うイラストーリー・ノベルスマガジン『ファウスト』 第3刷
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1098512126/

457 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:05/03/02 18:19:59 id:dzAyJux9
冲方メインで雑誌企画書できた。スレ違いじゃないよね?

○基本方針
ファウストの対抗誌。
母胎は『ハヤカワ文庫JA』で執筆/執筆予定のSF−ライトノベル作家
 (秋山瑞人冲方丁小川一水桜坂洋新城カズマ古橋秀之
「電撃hp」等のライトノベル誌とは方向性が重ならないよう注意。

○想定読者層
全読者100%のうち
ファウストとの併読者 50%
電撃hp、ザ・スニーカードラゴンマガジン等との併読者 40%
SFマガジンとの併読者 10%

○具体的内容
雑誌名  『バロック』(古典派の名作「ファウスト」に対抗する意味で)
出版社  早川書房
編集長  塩澤快浩SFマガジン編集長。冲方は個性が強すぎるので編集長は無理)
編集補佐 冲方丁&アシスタント、小川一水秋山瑞人
その他  サイズは「ファウスト」と同じノベルスサイズ。季刊。

458 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:05/03/02 18:20:20 id:dzAyJux9
創刊号目次

□小説  冲方丁  『  (短編)』
小川一水 『  (短編)』
     秋山瑞人 『  (短編)』
     新城カズマ『  (短編)』

□文芸批評 鈴木謙介社会学者)

□特集企画
神林長平(SF作家クラブ前会長)インタビュー
庵野秀明新世紀エヴァンゲリオン監督)インタビュー
創刊記念対談 秋山瑞人×冲方丁×小川一水

□コミック 
D[di:]  (サブカルチャー方面)
幸村誠      (漫画家、「プラネテス」)
(未定)    原作:神林長平 「戦闘妖精少女たすけて!メイヴちゃん」

□コラム
太田克史(創刊祝いと挑発)、士郎正宗押井守桜坂洋古橋秀之

□表紙
駒都え〜じ(ただし、「男の子」+SFっぽい背景で)

459 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:05/03/02 18:21:38 id:dzAyJux9
○2号以降の小説執筆陣
前述の桜坂、古橋に加えて
吉川良太郎 (2000年日本SF新人賞、文学風味)
楠見朋彦  (2000年すばる文学賞、文体に特徴有り)
森見登美彦 (2003年ファンタジーノベル大賞 大賞、文体に特徴有り)
涼元悠一  (1998年ファンタジーノベル大賞 優秀賞、key)  

○補遺
ガンダム関連はそれ自体のイメージが強すぎるので、創刊号からは排除。
ファウスト同様「文学っぽい香り」を含みつつも基本は広義のSFで。
イラスト自体は前面に出さず、「小説に何が出来るか」を重視。

467 名前:458[sage] 投稿日:05/03/03 00:57:58 ID:0cjy7VVS
>>462氏のレスは嬉し。でも、割と不評(´・ω・`)ショボーン

部数取れそうな人を選んだんだけど(その面子の中では浮いてるけどDも含めて)、
見返すと確かに偏ってるな〜。
ファウストは、女性がかなり支えてるんだろうが、
冲方にしろ小川にしろ、女性に萌え〜といってもらえる作者像を
今から作るのは無理だろうな。女性票か…。

趣味全開でもなんでも、どなたかの修正案読んでみたいな
ってことで、名無しに戻ります。

SFで10代を狙おうという雑誌なんだろうけど、こういうメンツなのに、西島大介氏の名前がない不自然なところがグー! ともあれ、2chを企画書の反応見る場所に使うのはどうかと思った。

『よい子の歌謡曲』話

中島誠さんが僕の人生を変えた!またただのアンタの思い出話!?その7
http://d.hatena.ne.jp/kataru2000/20050324#p1
突撃インタビュー またただのアンタの思い出話!?その6
http://d.hatena.ne.jp/kataru2000/20041212#p1
摂食障害と同人誌 またただのアンタの思い出話!?その5
http://d.hatena.ne.jp/kataru2000/20041210#p1
『よい子の歌謡曲』話が興味深し。その7の記事の一番下に中森明夫氏のお宝写真が。

大学の新入生用読書リスト

http://d.hatena.ne.jp/E-chiko/20050401#p1
読んだ本が気持ち良いぐらいない…。
http://d.hatena.ne.jp/E-chiko/20050401#p12
そんな自分なので「読むべきblog」のリストを見てみると、読んでいるのはseijotcpさんとsolarさん、ykuriharaさんぐらいかなあ。
とか思っていたら、コメント欄に浅田彰を名乗る人が。でも、メールアドレスはネットでわかるしなあ。

『電波男』で本田透氏がモテる

http://redhell.cocolog-nifty.com/misoji/2005/04/post.html

本田さんは、これから絶対にモテる気がするのだ。これだけの力作を上梓できる、つまり、仕事のできる男は女のコにしてみれば格好の獲物だろう。それに、mixiのプロフィールなんかに「ちょっとマニアックなものが大好きです」なんて書いちゃう自意識バリバリのサブカル女とかにしてみれば、ヲタネタを引き合いに恋愛を語る「ちょっとマニアックな存在」である本田さんは「憧れの君」ってことになるはずだ。

本田氏にモテの危機。

ただ、実際、女子に限らず、マニアックなアイテムや人にぶらさがることで「他人との差別化を図ろう」「自身をマニアックに見せよう」とするサブカルさんは多い気がする。これが中二病高二病の初期症状だ。そして、これをこじらせると、いい年こいて「私、ちょっとほかの人とは違うから」なんて言い出して、和服を着込んだり、ニットキャップを目深にかぶったりするようになる。

いや、ボク自身そうだから、間違いないッスよ。

自分の力を上げるための背伸びはいいんだけど、他人との差別化のためになってくるとと段々痛ましいことに。とりあえずやたらと攻撃的にならない分にはいいと思う今日この頃。

鹿が猟師の手から抜け出すように、鳥が罠から抜け出すように、ヴィレッジヴァンガードを嫌え

http://internet.kill.jp/d/200503.html#d27_t1

「漫画ファンならば、己なりの漫画の選択基準というものを確固として持っていることでしょう。その自分なりの基準、『エアマスター』風に言えば“安いプライド”に踏み込んでこられるのは非常に苛立ちます。
もっと言うと、自分が少なからぬ時間をかけて作り上げた選択基準が、ヴィレッジヴァンガードという商業組織の戦略と少なからず一致しているということが許せない。ちょっと変わった趣味を持っていたはずの特別な自分が、実は商業サブカルと似たり寄ったりの趣味をした俗物だったという事実が何より苛立たしいわけです。
ええ、逆恨みですよ。だからヴィレッジヴァンガードに非はないのです。」

自分もヴィレッジヴァンガードには何だかなあ感を感じる方なんだけど、それもまた中二病高二病的な病気の一つのなんだろうと思う自分もいる。もともと、首都圏にいるとVV的な立ち位置の書店というのはたくさんあって、青山ブックセンターやパルコなどに行けば、欲しい書籍は買えた。でも地方だと、そういう書店はなくて、VVがライフラインという人もいるというのがわかってくると、ああVVというのも90年代サブカルが立ち上がるのに重要な役目を果たしているんだなーと思えるようになってきた。
という訳でVVって全然行かないから実感ないんだけど、分類としては高二病に入るのかな?

TAF2005会場におけるヲタとサブカルの境界線と、「もう中二病・高二病でいいや」宣言

そして上の話とちょうどうまく繋がる話。
http://redhell.cocolog-nifty.com/misoji/2005/04/_af2005.html
京アニメフェアのアート系アニメのブースにいる客層がスカしていたという話から。プロダクションI.G永世中立国というのに大笑い。