ARTIFACT@はてブロ

オーディオネタが多いブログです

イヤホン派にこそ試してほしい、Bluetoothスピーカー2台のステレオ再生


音楽を聴くときはイヤホンが中心、という人は多いと思う。スマホがあればどこでも聴けるし、最近のワイヤレスイヤホンは音質も良く、ノイズキャンセリングまで付いている。わざわざスピーカーを買う必要を感じないかもしれない。
でも、イヤホン派の人にこそ、一度スピーカーで音楽を聴いてみてほしい。できれば、2台を使ったステレオ再生を試してほしいのだ。イヤホンでは耳元で聴いていた音楽が、スピーカーでは目の前の空間に広がっていく。同じ曲でも、聴こえ方が変わる面白さがある。

スピーカーというと、アンプを買って配線して……と、ちょっと面倒なイメージがあるかもしれない。もちろん本格的なオーディオシステムを組むのも楽しいのだけど、今はBluetoothスピーカーがある。スマホと接続するだけで音が出るし、防水モデルならお風呂でも使える。数千円で買える製品も多いので、スピーカーを使ったことがない人が最初に試すものとして、かなり向いていると思う。

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AIに正解を聞くより、一緒に考えてもらう

以前、「AIでオーディオ相談をしてみる」という記事を書いた。
オーディオ初心者がAIに機材相談するときのコツと注意点 - ARTIFACT@はてブロ
その時は、AIにオーディオの相談をすると、もっともらしい答えは返ってくるけれど、そのまま信じていいわけではないよ、という話を書いた。今読み返してみると、当時はまだAIを「答えを出してくれるもの」として使おうとしていたんだと思う。

それからしばらくして、今年の夏くらいからChatGPTをかなり使うようになった。オーディオだけではなく、音楽について考えたり、飲食店を探したり、文章を書いたりと、いろいろなことを相談している。そうやって使っているうちに、以前とは少しAIの使い方が変わってきた気がする。
これから書くことは、使いこなしている人には当たり前なんだろう。でも、あらためて言語化した方が自分のためにもなるし、誰かの役に立つかもしれないと思って書いてみる。

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イヤホン派にこそ知ってほしい、ヘッドホンの面白さ――「音の配置」が変わると音楽はどう聞こえる?

普段、スマホで音楽や動画を見る時、完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を使っている人は多いと思う。ケースから取り出して耳につければすぐ使える。コードもないし、外出するときにも邪魔にならない。ノイズキャンセリングが付いている製品も多い。特に音質にこだわっていなければ、「これで十分」と思うのも普通だろう。

自分も、いつの間にかTWSの便利さに慣れて、そうなっていた。
正確にはオーディオ趣味を始めた頃は、ヘッドホンの音が一番良いと考えるヘッドホン派だった。AKG K501がメインでオーディオテクニカ ATH-MSR7bなどを使っていた。それが2021年に中華イヤホンに手を出してから、すっかりイヤホン派になってしまい、外で音楽を聴く時は安価でもそれなりの音質のTWSを使うことが多くなった。更に高音質を求めたい時は有線イヤホンを使えばいい。TWSは小さいし、持ち運びやすいし、音も十分きれい。外でわざわざ不便そうな大きなヘッドホンを使う理由はあまりないと思っていた。
ところが、以前こんな記事を書いた。

安かったので試しにワイヤレスヘッドホンを買ってみたら、思っていたより出来がよかった。そこからいくつか試してみるうちに、ワイヤレスヘッドホンそのものが気になるようになった。

ただ、今回書きたいのは「1万円以下ならこのヘッドホンがおすすめ」という話ではない。
もっと単純な話だ。ワイヤレスイヤホンを使っている人は、一度ワイヤレスヘッドホンを試してみると面白いかもしれない。その理由は、「ヘッドホンのほうが音質がいいから」ではない。イヤホンとヘッドホンでは、音の配置そのものが違って感じられることがあるからだ。

  • 「音が増える」のではなく、「音の配置が変わる」
  • ヘッドホンからの音で錯覚する
  • 実際の曲で聴いてみるとわかりやすい
  • 映画やアニメでは、この違いがさらに面白い
  • でも、ワイヤレスヘッドホンって高いんじゃない?
  • 高いヘッドホンは、何が違うのか
  • ワイヤレスなら、思っていたほど邪魔でもない
  • ノイズキャンセリングは、ヘッドホンのほうが必ず強いわけではない
  • イヤホン派なら、一度だけ試してみてほしい
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Cear pavéを「4万円のBluetoothスピーカー」として考えると見えてこないもの――「新しいオーディオ=音がいい」ではない理由


先日、下北沢をぶらついていたら、reloadで開催されていたCear pavéのポップアップストアをたまたま発見して立ち寄った。Cear pavéはクラウドファンディング中に二子玉川の蔦屋家電+で試聴したことがあるのだが、その時は1台のみだった。今回は6台のCear pavéを使ったデモを初めて聴くことができた。
※ポップアップストアは10月4日まで営業中。また、渋谷PARCO 10FのPBOX STNDでは、10月3日(土)・4日(日)の13:00〜19:00にポップアップイベント「...Beyond Visible.」が開催される
新しいものだから、体験で伝えたい。湘南で好評を得たポップアップ「...Beyond Visible.」、10月3日・4日 渋谷PARCOで開催 | シーイヤー株式会社のプレスリリース
実際に聴いてみると、かなり不思議な音だった。部屋中が音楽で満たされていて、スピーカー自体は耳と同じ高さに置かれているのに、音が上から降ってくるような感じがする。そしてしばらく聴いていると、どこから音が出ているのか分からなくなってくる。普通のスピーカーであれば「ここから鳴っている」という感覚があるが、Cear pavéではそれがかなり薄い。これは面白い。
一方で、聴きながら「これは普通のオーディオ機器とは少し違うな」とも思った。Cear pavéは「3Dサラウンド」をうたっているので、最初はホームシアターのサラウンドに近いものを想像していた。しかし、実際の体験はそれとは少し違う。
Cear pavéはDolby Atmosのようなサラウンドの音声フォーマットをデコードして、それぞれのスピーカーから特定の音を鳴らすシステムではない。ステレオ音源を処理して、複数のスピーカーから空間的に広げていくものだ。だから「音が前後左右から飛んでくる」というより、「部屋全体に音楽が存在する」という感覚に近い。

  • 「海の幽霊」を聴いて感じた、空間の広がりと低域
  • Cear pavéを「4万円台のBluetoothスピーカー」として考えると
  • 「空間を音楽で満たす」なら、2台のBluetoothスピーカーでもできる
  • Cear pavéが向いているのは、むしろ「空間」そのもの
  • 個人で使うなら、旅行や出張は面白い
  • 「新しいカテゴリー=音がいい」ではない
  • 「何が優れているか」ではなく「何が違うのか」
  • Cear pavéは「空間音響デバイス」と考えたほうがいい
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