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Amazonプライムデーセールでオーディオのセール商品を紹介

ちょっとでも気になるのなら買っておけ!なお勧め製品

PC用のアクティブスピーカーでなるべく予算を抑えたいのなら、Creative Pebble。もともと安いのでセール外の時に買っても充分安いが、プライムデーセールで10%OFFの2,079円だ。音の解像度はそれなりだが、音の空間の広がりがいいので、スピーカーの醍醐味は味わえる。

非常に売れているEarFun Air Pro 3。わかりやすい強い特徴はないものの、ワイヤレスイヤホンで重要なノイズキャンセル機能やマルチポイント接続など機能性が高く、音質もLDACに対応していて、めちゃくちゃ高音質という訳ではないが、充分満足できる音質である。かなり耳を塞ぐので、それだけで充分外部の音を遮断してくれる。こだわりがなく、漠然とワイヤレスイヤホンが欲しいなという人に向いた万能ワイヤレスイヤホンだ。

有線イヤホンで一押しの製品。平面磁気駆動形ドライバーを採用したイヤホンで、イヤホンとは思えない音の広がりと、高い解像度が魅力。難点は駆動力が必要で、音量が取りづらいこと。できたらヘッドホンアンプが欲しい。

KZ ZSTXが安価なイヤホンで人気だが、なぜか同じページで売っているCCZ Melodyも音質が良いイヤホンだ。ZSTXより音に迫力があるので、ノリがいい楽曲を聴くのにお勧め。黒と透明がMelodyで、緑と紫がZSTXなので注意して欲しい

パッシブスピーカー入門に最適なEdifier P12。これとPCで接続できるアンプのNobsound NS-01G Proを使えば、手軽にPCを高音質化できる。下手な同価格帯のアクティブスピーカーよりお勧めだ。ただサイズが大きいので注意。買う時は下記の記事を参照して欲しい。
kanose.hateblo.jp

オーディオでないが、これは安いと思ったので。XiaomiのスマートウォッチRedmi Smart Band 2が2,990円。XiaomiのスマートウォッチはSmart Band 7が人気だが、Smart Band 7が有機ELディスプレイで、Redmi Smart Band 2は液晶ディスプレイというのが大きな違いで、機能的にはほぼ差がなかった

プライムデー先行セールでLGの48型有機ELテレビOLED48A2PJAが75,800円

プライムデー先行セールをチェックしていたら、LGの有機ELテレビのOLED48A2PJAが75,800円と大変安くなっていた。これまでの最安値が84,800円だったので1万円近く下がっている。LGの有機ELテレビのAシリーズは廉価版のため、最新ゲーム機で話題になる4K/120p入力に対応してないという問題点はあるのだが、前も書いたように現状4K/120pに対応したゲームはかなり少ないので、そこを割り切ってもいいだろう。HDMI入力は4K/60p/HDRが上限のHDMI2.0が3つと少々少なめ。ただ、HDMI2.1のeARC/ALLMには対応しているため、サウンドバーの接続も問題ない。55型の方は89,800円だが、現在すぐ買える訳でなく、招待をリクエストして、プライムデーセールになってから買えるそうだ。

他にプライムデー先行セールで良さそうなテレビとしては、REGZA 55X9400Sが129,800円は安い。直近では15万円台だったので、タイムシフトに対応した2021年のREGZAフラッグシップモデルがこの価格は大変お得だ。ただし、4K/120p入力やeARCに対応してないので注意。

43型液晶テレビで4K/120pには対応してないが、eARCには対応しているテレビも、良い選択肢だろう。41,800円42,800円

IPSパネルのLG43型4K液晶テレビ43NANO75JPAがクーポン適用で4万円切り

Amazonのタイムセールで2021年モデルのLGの43型液晶テレビ43NANO75JPAがセールしている。43,800円なのだが、LGの公式サイトで5000円引きのクーポンコードが配られているので、38,800円にまで下がる。ゲーム機を新しくしたが、テレビが古く、買い替えたいが、あまり予算がないという人にはちょうどいいテレビだ。
https://jplp.lg.com/member-coupon.html
この製品で使われているIPSパネルは、VAパネルに比べて、コントラスト比は低いが、視野角が広いのが特徴。VAパネルはコントラスト比が高いといっても、視野角が狭いので、一番よく見える場所は狭い。IPSパネルは、コストが高いため、テレビで採用されているのは、ほとんどがVAパネルだ。PCのモニターでは、VAよりIPSの方が発色の良さを感じるので、自分は液晶モニターを買う時はIPSパネルを選んでいる。
HDMI入力は3つで、低価格製品ではARCのみでeARCに対応してないテレビが多い中、eARCに対応しているがポイントだ(eARCについてはあとに解説している)。近い仕様で安い価格帯のテレビとして、TCL 43P618があるが、こちらはHDMI入力は2つである。

4K/120pは必要条件とすると、予算は必然的に上がる

新しいゲーム機用のテレビの条件として、4K/120p入力に対応していることが挙げられるが、PS5やXboxの性能でこの表示をするのは難しく、ごく一部のタイトルでしか対応していないのが現実だ。4K/120p入力対応を条件で選ぶとこんな感じの価格帯になり、10万円近くにならないと選択肢は増えない。
価格.com - 4Kの液晶テレビ・有機ELテレビ 価格の安い順 (ゲームモード,eARC対応,ALLM,4K/120fps入力,VRR:対応,画面サイズ:43V型(インチ))

価格.comでは、VRRが対応予定となっているため、検索結果に入らなかったが、この条件だとREGZA 43Z570Kが一番安い。ただ、REGZAはeARC周りでトラブルが多いので注意。
kanose.hateblo.jp

ほとんどのゲームは4K/60p/HDR表示が上限なので、この表示を最低ラインと考えると、最近の4Kテレビなら大体対応している。4K/120p入力を前提とするのなら、中途半端に8万円ぐらいの予算にするのではなく、10万円台にまであげて選択肢を広げるのを勧める。自分のお勧めはやはり有機ELテレビだ。
現状の4K/120p表示に対応したタイトルは少なく、FPSなどでどうしても4K/120p表示で遊びたいなど強い目的がなければ、4K/120p入力にこだわらず、5万円以下の安い価格帯でeARCに対応したテレビを買うという選択肢もありだと考える。

※最近のゲーム機に対応したテレビに関する情報は下記の記事を読むのが一番
【西川善司の大画面☆マニア】プレステ5対応テレビの正しい選び方。キーワードは「4K/120p」「VRR」-AV Watch
【西川善司の大画面☆マニア】PS5/Xboxにマッチする、HDMI2.1対応ゲーミングモニターの選び方-AV Watch

HDMI-CECに対応したテレビなら、音量調整や電源の連動が簡単

以前、ゲーム機を遊ぶのに、テレビの電源を入れて、入力を切り替えて……と儀式が必要だったが、HDMI出力になり、HDMI-CEC連動ができるようになると、ゲーム機の電源を入れるだけで、テレビの電源が入り、入力を切り替えてくれるようになった。ゲーム機の電源を切れば、テレビも電源が切れる。このHDMI-CECはテレビなら対応しているのだが、PCモニターで対応しているものはごく一部だ。ゲーム機のコントローラーで、起動をすべて完結できるのは便利である。

最近のゲーム機はPCモニターだと音の出力で困る

ゲーム機をPCモニターに繋げる人が多いが、PCモニターをゲーム機の表示用に使うと、音声面で問題がある。ゲーム機の音声出力がHDMIのみなので、音はモニターの貧弱なスピーカーやイヤホン出力からしか出せず、どれも音質的にはかなり悪い。PCは映像と音声を別々に出力するため、それしか想定してないPCモニターは音声の取り扱いが苦手なのだ。
PS5に光デジタル出力がないことに文句を言う人をよく見かけるが、今のPCにDVI出力がないことに文句を言ってるようなものだろう。最近のゲーム機は、音声データを高音質で出力しており、光デジタルでは帯域が足りないため、光デジタル出力は装備されなくなっているのだ。
※参考
【西川善司の大画面☆マニア】PS5で“3Dオーディオ”を楽しむためのサウンドシステム構築ガイド-AV Watch
高音質化する方法として、ゲーム機にUSB-DACを接続するか、HDMIスプリッターで光デジタル出力を出すかという方法になるが、音が出なかったり、途切れたりなどトラブルの元になりやすいし、USB-DACでは複数の機器の対応が難しい。
これがテレビなら、eARCによって、サウンドバーが接続できる。eARCがついているPCモニターはLGのSmart Monitorぐらいで、eARCはテレビだけの機能といえる。また、テレビには光デジタル出力もあるから、古い環境でも対応しやすい。
テレビはノングレアのPCモニターと違い、グレアパネルで、反射が強く、それが嫌な人はいるだろうし、4Kテレビだと最低サイズが43型なので、32型のサイズが欲しくて、PCモニターを選ぶ人もいるだろう。結局、どの条件を優先するかという話なのだが、ともあれ、今のゲーム機とPCモニターは音声面で相性が悪いということは理解しておいたほうがいい。

有機ELテレビは量販店で見てると現行機種で55型30万円が相場だが、通販だと型落ちモデルが10万円台前半で買えるという状況はいつまでも続かないのでは

量販店のテレビコーナーを見ているといつも思うのだが、有機ELテレビは確かに高い製品に見える。だいたい55型で30万円以上が相場だ。予算10万円ぐらいでテレビを買おうと思っても、どうやっても液晶しか選択肢に入らない。
ところが、通販だと型落ちモデルが10万円台で売られているのが普通で、特に安いところだと10万円台前半になる。自分も2021年にAmazonでLGの2020年モデル有機ELテレビ55CXPJAを13万ちょいで買った。
LGの有機ELテレビは、2021年から2022年にかけて、Amazonで型落ちモデルがずいぶん値下げしていた。しかし、2022年にAmazon専売で4K/120p入力に対応しない廉価版のAシリーズが出てから、4K/120p入力に対応したB/Cシリーズは値下げどころか、最初に在庫を売りきったあと、Amazon本体での取り扱いをしなくなった。現状Amazonで売ってるLGの有機ELテレビはマーケットプレイスに扱いのみで、Amazon本体が売っているのはAシリーズのみという状態になっている。
有機ELテレビは高いというイメージがある中、55型の有機ELテレビが10万円というのはインパクトがあり、話題になりやすいというのは、ネットを見ていて強く感じる。しかし、そこで重要なのは、4K/120p入力に対応した高性能な有機ELテレビが10万円であることでなく、とにかく有機ELテレビであれば、注目されるということだ。その結果が、Amazon専売のAシリーズの登場である。
今はAmazonREGZAの4K/120p入力に対応した有機ELテレビがセール対象になっているが、これも同様の状態が続くとは思えない。REGZAでも同様にAmazon専売で、低コストモデルが投入される可能性はある。
現在の高性能な有機ELテレビの極端な値落ちはあくまで在庫整理の結果であり、販売側の需要の予測と実際の需要の差が産んだ産物なのだから、いつまでもこの状態が続く訳ではないだろう。
有機ELテレビを買って、映像生活が楽しくなり、有機ELテレビいいよ!といつも語っているのだが、有機ELテレビが高いのも事実だ。なので、セール情報を見かけるとTwitterでいつも書いていたのだが、ずっとセールをウォッチしていると、これがいつまでも続く訳でもなさそうと感じたので、書いた。なるべく安く有機ELテレビを買いたいと思うのなら、早めに決断をすることを勧める。

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