「人の褌で金儲け」が悪であるという風潮が高まってきたのでついでに馬鹿の片岡K(@kataoka_k)も燃えればいいのに - 今日も得る物なしZ
片岡K氏は、もちろん本人がひどいんだが、このTogetterのやりとりなどを見ると、この人には何を言ってもしょうがないだろう。
片岡K監督(48)に画像盗用物を出版したことについて質問したら、いきなりクズ呼ばわりされたでござる - Togetterまとめ
ただ、片岡K氏の場合、本を出さなければ、問題は片岡K氏のTwitterの活動で終わっていた訳で、出版社が問題を大きくしている。その出版社は、アスペクト、扶桑社、幻冬舎である。さっき調べたら、アスペクトは最近単行本の文庫版まで出していた…。そもそも、こういう本の出版を法務がよく通しているなーと不思議になるが。
一番最初にアスペクトが2011年に『ジワジワ来る○○』を出して、その次に幻冬舎が『ジワジワ来る□□』と『ジワジワ来る猫猫』、次に扶桑社が『ジワジワ来る♡♡』を出している。
9月に出た扶桑社の『ジワジワ来る凸凹』(asin:4594071325)のレビューによると、出版社が変わっているのは抗議のメールがあったからだそうだ。*1
このシリーズまだ続いてたのですね、色々と問題のあるこのタイトル、今回で5作目だそうですが、2回も出版先が変わっています。
その理由は、過去に著作者が出版社への抗議のメールが多数あったからです、特に猫シリーズは猫ブロガーさんを中心にかなりの数があったとか。
では著作権侵害で訴えればよいという意見もございますが、一枚の写真でそこまでの労力を一個人でできるわけもなく・・結局泣き寝入りするしかないのです、出版社も作者もそれを知っての確信犯だからタチ悪い。若い人中心に売れてるみたいですが、このような本を買う人は自ら「私はバカです」といってるようなもの、ネタで持ち込んでも笑われているのは本の内容ではなく「あなた」なのです。
最後の段落には100回ぐらいいいね!を押したい!
片岡K氏の本に関して、まとまった抗議を見たことがなかったのだが、猫本で抗議の動きがあったとは知らなかった。もう少しまとまって動けば、ネットで話題になったのかも知れない。猫本は、プロの写真家の写真なども載っているそうなんで、その辺で攻められそうではないかと思うのだが…。
なお、今回調べて初めて知ったのだが、この手のネットの画像の無断転載本は片岡K氏だけではなく、宝島社の『ねこ式』『ネコでプッ! 面白ネコ画像集』、産経新聞出版の『癒されたらシェア! 公式フォトブック』などかなりあるようで、ちょっと多過ぎて全部は把握できなかった。リストを作ったら、かなりの出版社が出してそう…。片岡K氏の本が抗議のメールぐらいで済んでいるのを見て、他の出版社も出しても大丈夫だと判断してそうだ。
小説家や漫画家といった著作権者の人たちは、このような著作権を無視したひどい本を出している出版社で本を出すということに不安や疑問を感じないのだろうか…?
*1:リンクしたくないがレビューを引用したのでリンクをしておく