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携帯電話の位置情報話2011年版〜instagramの位置情報には気をつけろ〜

携帯電話の写真から位置情報がバレる話 - ARTIFACT@ハテナ系[↑B]
この記事にコメントがついたので(グローバル2000って陰謀論系の話かなと思ったらビンゴだった)、久しぶりに読み直したんだけど、2007年時点ではそこまで問題ないと思ったものの、現在は状況が変わっている。
スマートフォンやソーシャルサービスが普及した現在、写真に位置情報をつけて投稿するWebサービスが増えてきている。forsquareのような位置情報サービスを筆頭に、flickrのように写真共有サービスは位置情報に対応しているものが増えてきたし、TwitterFacebookなどのミニブログSNSも位置情報に対応している。この時は、写真のデータに入っているExifの位置情報からバレるという話だったが、自らが位置情報を発信するような時代になるとはちょっと思わなかった。モブログ的なものがここまで普及するとは予想しなかったんだよね。


最近気になるのがinstagramの位置情報。
instagramの位置情報は「ジオタグをつける」のチェックボックスをONにして、そこから場所(forsquareのデータ)を選んでつけるという形で投稿する。緯度経度ではなく、「東京タワー」などわかりやすい場所名で表示してくれる訳だ。
ジオタグをつけても、場所名を選ばなかった時、アプリで見ると位置情報は表示されないのだが、Webから見た場合、地図が表示される。
※サンプル
http://instagr.am/p/U63zd/

位置情報を常に付けるのではなく、普段とは違う場所に行ったので、ジオタグをつけて投稿する人も多いだろう。しかし、ジオタグをつけて投稿すると、次の投稿時はジオタグ付の設定のままになっている。その後、位置情報をつけたくない場所で投稿する時に、ジオタグをオフにするのを忘れてしまって…といううっかりパターンが考えられる。
昔からの問題だし、位置情報を付けるかどうかわかりやすく表示されているのだから、ひどい仕様という訳ではないのだけど、指摘している人が意外と少ないので書いてみた。
余談だが、instagramの場所名は検索からでも、つけられる時が多い。たとえば都内の場所だったら、都内はもちろん隣の県ぐらいなら、現在地と離れているところの場所名も選べる。


※参考
Instagramのデフォルトの設定がアホなせいで自分のいる位置を漏らしちゃってるかもよ、という話 - ハギプラン(愛称:ハプラン)[↑B]
Instagramの位置情報に関する設定が良い感じに変わってた、という話 - ハギプラン(愛称:ハプラン)[↑B]
Instagramの現在地情報に注意! - ホムペチップス[↑B]