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ネットに犯罪歴が残る話

出所後もネット上に犯罪歴…「終身刑のよう」 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)[↑B]
よく、報道を引用したブログ記事に対して、容疑者の名前を削除して欲しいという依頼がちらほらくるという話を聞いていたので、ちょっと気になった記事。自分も、あんまり機会はないが、非有名人の犯罪報道を引用する時に名前が出ている場合、名前は伏せて引用するようにしている。
マスコミの実名報道が悪いとかいろいろ意見があったんだけど、犯罪が詐欺ということで、これってマスコミの報道以前に、詐欺被害者の会などがあったんじゃ…と思ったら、やはりそうらしい。

id:a_micchan ブコメ変更。これは当時割と大規模の詐欺事件を起こした人。こういうのは詐欺への注意喚起や「被害者の会」と言う形で一般有志が情報を残すから、マスコミや警察の影響は極小。ネットリンチにも該当しない。

自分ではこの報道が誰なのかちょっとわからなかったのが、もし違うとしても、詐欺のような犯罪というのは、逮捕以前からネットで名前が出るのは事実だろう。逮捕されて、有罪となり、刑期を終えても、被害者は救われた訳ではない。また、なかなか逮捕までいかない件も多いだろう。
刑期を終えた人が社会復帰できる社会というのがもちろん理想的だが、傷害や殺人といった突発的に起こりやすく、かつ個人相手の事件と違い、詐欺は社会的影響が大きいということで、他の刑事事件とはちょっと性格が違うなーと思った話であった。
詐欺事件の場合、被害者から民事で請求とかありそうだけど、自発的に被害者への弁済をしているとか、そういうのがわかるといいのかもしれない。