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最近はオーディオブログです

「愛がない」と言ってるけど、相手が自分の好みのものを作ってくれないというだけでしょ?

聴く耳を持たない(片方しか) - 絵から心情を読み取るマン参上![↑B]
ここで話題にされていた、
[晴]晴れの日もある - 言戯へ注文[↑B]
この記事を見て思ったことは大体下の記事に書いてあったんだけど、自分も書いておこう。
J0hn D0e の日誌 - 絵から心情を読み取ること自体は別にいいんだけど[↑B]

俺の印象をいうと、「絵から心情を読み取って注文つける」ってことよりも、「この絵はこうあるべきだ!!」っていうのが事前に決まっていて、それにあうように理屈をこしらえて、それとズレているから、この絵はよくないんだ、「私の気に入った絵を描いてくれ」「描くべきだ」っていうロジックになってるような感じ。
「可愛く描かなくてはいけない理由」が「晒し者にしているように(私が)感じるから」「もし私の夫が……してたら、(私が)許せないから」みたいな。

こういう人たちって「私の好きな作品・話題を相手が書いてくれない! だから書いて欲しい!」という考えがあるんだけど、そこで「愛」という解釈が曖昧なものを持ってくるからタチが悪い。こういう作品や話題が好きだったのでまた書いて欲しい、というぐらいならいいんだけど、「こう書くべきだ!」みたいな要求・注文をかけてくるからなあ。
で、そういうことを書くとまた「同感です!」って人がコメント欄にいっぱいやってくる。女性向け同人サイトだと、こういう光景はいっぱい見かけるが、そのターゲットになった管理人さんにはお疲れ様です…としか言いようがない。
とあるタレントのファンサイトをやっていた管理人は、そのタレントの話題への言及が減ったりすると「最近のAさんは○○への愛が足りないと思う!」と何回も言われたそうだ。言われた方としては「私はあなたたちのマリオネットライターじゃないのよおおおおお〜!」(by貞ちゃん)って感じだよなあ。
好き嫌いを表明するのは別にいいんだけど、その表明を圧力(方向性を変えるべきだ、作り直すべきだとか)にしようとしているのは、表現活動を抑圧するから困る。
※関連
こういう「愛」と感想を絡めた話題は過去にも触れてきた。今のところ、女性向けサイトでしか観測されない現象なのだが、これは男女差なんだろうか。男性の場合は「作画崩壊」みたいな一見客観的に見える言葉を使って、言うのかもしれない。

ARTIFACT@ハテナ系 - 「愛」を悪口の免罪符にするのはやめたほうがいい[↑B]
ARTIFACT@ハテナ系 - タレントのために応援している[↑B]
ARTIFACT@ハテナ系 - 君の言う「作画崩壊」って単に好みの作画でないだけでしょ?[↑B]