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ケータイ小説は文字のライブ

ケータイ小説家になる魔法の方法

ケータイ小説家になる魔法の方法

知ったかぶり週報を見ていたら、魔法のiらんどのプロデューサーによるケータイ小説解説本があるのを知った。

本書は作家たちのアンケートを通して、ケータイ小説界の特徴を明らかにする。「ケータイで読みやすい」文章にするために、「改行の一字下げは読みにくくなるから行わない」「主人公のせりふだけ“『』”を用いてほかは“「」”で書く」などの独自の規則を用いて執筆する人も多いそうだ。

すごい!
ケータイ小説を「文字によるライブ」とkajieさんは書いているが確かに納得。
パッケージメディアは静的で一度完成させたらもういじらない、そこで完結している。ネットを媒体にすると動的で完結はしない。続ける意志がある限り、続けられる。もちろん、実際にはどちらかだけになるということはなくて、どちらの要素も取り入れられたバランスの作品になるのだろう。


ARTIFACT@ハテナ系 - 作家と読者の距離が近いケータイ小説
そういえば、この時にブックマークのコメントで益田ラヂヲさんが“読者が主人公になれる「ドリーム機能」なんていう独特の機能があったり”と書いていて、漠然と感じていた「人気のあるケータイ小説ってドリーム小説じゃないのか…?」というのは当たりだった。
そういえば、なんで男性向けだとドリーム小説って盛り上がらないんだろうか。きっかけがないだけ? エロゲーやギャルゲーみたいなリッチな表現に慣れているから、小説だとプアでダメだとか?