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第二次世界大戦の日本の戦没者の半分は餓死や病死だった

餓死(うえじに)した英霊たち

餓死(うえじに)した英霊たち

戦没者というと、敵軍の攻撃によって死んだ人というイメージがあるだろう。しかし第二次世界大戦において、日本の戦没者の半分は餓死や病死だったというのは意外と知られてない様だが、もっと知られてもいいのではないか。当然、そんな戦争は歴史的に珍しい。
※補足。病死が多い戦争は多いという指摘はあったが、餓死者が多い戦争は珍しい
この辺りの研究としては『餓死にした英霊たち』があるそうだが未読なので伝聞情報なのだが、日本政府によれば軍人軍属の戦没者は230万人で、著者の藤原彰氏によれば、餓死や病死は140万人前後と推定している。推定ではあるが、6割、少なくとも半分が戦闘による死亡ではなく、餓死や病死といえるのだ。
※参考にした記事
ニュースは踊る 戦没者の6割は餓死
大本営が補給を考えない作戦ばかり立てるからこんなことになったのだが、こんな作戦を承諾した責任者の多くは靖国に合祀されている。
死者の考えていることを代弁して政治利用するというのは、靖国関連だとよく見られてうんざりするが、それにしても、英霊といわれている一般の兵士たちが自分たちを餓死や病死に追いやった軍上層部の人間と合祀されていることをどう思っているかは考えてもいいとは思う。
以前、NHK靖国の討論番組で、A級戦犯合祀問題について、合祀賛成派に対して、合祀反対派がこの点を指摘したら、合祀賛成派がだまりこんでしまったのが印象的だった。
※関連
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