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ネットご近所付き合いについて

ネットで活動していた人が、結婚報告や出産報告などをすると、おめでとうといろいろな人から言われる光景はよくある。
Kammy+'s Space Seesaa出張所: 放置しちゃってました[↑B]
以前、よく非モテネタを書いていたkammy+さんが結婚を予定しているという報告をしていた。
「kammy」の検索結果一覧 - ARTIFACT@ハテナ系[↑B]
自分は、kammy+さんに対して、過去このように結構言及しているため、kammy+さんにお会いしたことはないが関係があると感じており、「おめでとうございます」とお祝いの言葉を書いた。自分のポリシーは過去にやりとりがあったような関係がある相手なら、お祝いの言葉を言うし、初めて見たような人に対しては言わない、というもの。
ブクマコメントでもあるように、kammy+さんの経緯には関心があるので、気が向いたら書いて欲しいところではある。
なんで気持ち悪いんだろう - 断絶[↑B]
さて、その祝儀コメントに対して「気持ち悪い」という反応があった。
本日のむかつくはてなブックマーク - 断絶[↑B]
なんか見たような話だよなーと思ったら、この人は以前も似たようなことを書いていたのを思い出した。
これは「結婚」だからいろいろ言いたくなるのだろう。たとえば、これが「就職決まりました」「大学合格しました」などだったらどうなのだろうか? それでも「お祝いの言葉を言うのが白々しい。就職/大学合格したって幸せになれるとは限らないし」なんて言うのだろうか?
結婚の場合、当然離婚だってありうるだろうし、就職したって、会社が合わなくて、早期に離職することだってあるだろうし、倒産などの予想外の事態もある。当事者だって、そういう可能性がまったくないと思ってはいないだろう。
結婚に限らず、どんな状態の変化も、その後幸せになるとは限らない。そんなのは当たり前の話だ。それなのに不幸になる可能性があるのに!とわざわざ言う必要はあるのだろうか? これは相手を心配してというよりも、単に自分の不安を相手にぶつけているだけなのではないか?
特に結婚は、ライフスタイルの違いとして、どうしてもコンフリクトが多い。結婚しなければ、一人前として認められないのか…などなど。自分が結婚しても幸せにならないと思っているからといって、他人が結婚した時に幸せにならないのに!と決めつけるのは、それはそれで傲慢だ。
とかいろいろ書いたけど、実はこの記事に対して、一番感じたのは、ネットが人間関係のしがらみから逃れられる場所だなんて、一体どんな幻想抱いているんだよ! ネットだって人間関係のしがらみ一杯あるのに! ってとこなんだけどね!