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はてなメッセージは、はてな私書箱かと思ったら、はてなこっそりコメントだった

はてなメッセージはてっきり特定の相手との一対一のプライバシー用通信ツール(私書箱)だと思っていたら、実はそうではなかった。自分も、essaさんと同じようにEメールに代わるサービスだと認識していたけど、勘違い。
アンカテ(Uncategorizable Blog) - はてなスターとはてなメッセージはEメールを駆逐する[↑B]


friendになった相手のはてなメッセージはコメントが全部読めるようになる。星の横にある吹き出しアイコンをクリックすると読める。そのはてなメッセージ欄にコメントしているユーザーが、自分とfriendの関係になっているかどうかは関係ない。
※と思ったが、どうも自分がfavoriteした相手なら、自分のはてなメッセージ欄を読んだり、コメントできたりするみたい。はてなスターのサーバーが不安定なので要追試
マイミク限定公開のmixi日記のコメント欄みたいなものだ。はてなダイアリーのコメント欄に、新たに自分が認証した人しか読めないコメント欄が加わったと考えればいい。これは「はてなメッセージ」というより「はてなこっそりコメント」だなあ。
はてなダイアリーから辿った場合、はてなメッセージにはID名の表示はなく、アイコンのみなので、記憶力が試されるというおまけ付き。
こんな記事を書いたけど、はてなメッセージはユーザー単位ではなく記事単位だったということで。
ARTIFACT@ハテナ系 - はてなスター/はてなメッセージは一見記事単位のように見えて、実際にはユーザー単位のシステムというのが面白い[↑B]


システムの仕様がわかってきたら、はてなスターの星の数が記事評価に見えるなんてのは、表面的なことで大した問題ではないと思えてきた。一人で何回も押せるという仕様によって、星の数に意味は感じられないし。はてなブックマークとの使い分けも、はてなスターでは星をつけた記事を辿ることが難しいことを考えれば、はてなブックマーク代わりにはてなスターが使われることもない。
はてなスターは、あくまではてなメッセージを使うための前段階でしかない。はてなスターでお互いに星をつければ、相手のはてなメッセージ欄が読めるようになる。誰に星をつけられたのか?というのはわかりにくいため、他のユーザーに星をつけたら、ある時突然friendになったり、すでに星をつけていたユーザーが、自分に星をつけてくれて、突然friendになったりするという感じになるだろう。こうして、常にはてなスターのfriend欄を監視することになる。はてなメッセージは、オープンなはてなダイアリー上に、限定された人しか読めない場所ができるというのが最大の特徴なのだ。
となると、はてなメッセージが「ポジティブで善意溢れるコメントの場」になるといった素晴らしいイメージ以外の想像も思い浮かぶ。他人だけではなく、ユーザー本人もはてなメッセージ欄に書き込めるから、記事に対して、「実は本音だと…」と解説したりとか、「コメント欄の○○がバカ」とか書ける。で、それに対して、他の人が「そうそう、私も○○はバカだと思ってました」とか。
悪口を誰も見ていない場所で言ってもつまらない。しかし、複数の人が見ている場所で、相手に伝わらず、悪口を安全に言うことができるのなら、それは楽しい。
ARTIFACT ―人工事実― : 欲しいのは「陰口で繋がる自由」[↑B]
この記事で言われたのは、2ちゃんねるという完全に開かれた場所の話題だったが、閲覧が限定された閉鎖空間も悪口の場になりやすいのは、mixiを使っている人なら実感しているだろう。
はてなブックマークのコメント欄では批判やら悪口がいっぱい、でも、はてなメッセージの方では「あいつらバカだ、わかってない」みたいなコメントがいっぱいされているという光景が思い浮かんでしまった…。大半は、身内同士での馴れ合い、いわゆるクネクネに使われるとは思うが。


このシステムは、はてな社内で使われていたそうだけど、30人に満たない程度のグループで、friendとそうでない人をわける意味がわからない。自分には、社内の仲良しグループの可視化にしか思えないんだよな…。はてな社内のシステムは認証されてないと読めないという部分がないかもしれないけど。