naoyaのはてなダイアリー - 産経新聞の成果主義手取り2万円という記事を見て
http://d.hatena.ne.jp/naoya/20050717/1121568984
いろいろな角度からの指摘を紹介していて興味深い。
火災海上保険の営業マンということで、生命保険の外交員を思い出した。昔、生命保険会社の外交員に誘われて、当時仕事もなかったのでやってみたのだが、このノルマがすごかった。
1ヶ月目はすごくノルマが低く、入院保険か個人年金を取ってくればいい。そうすれば、12,3万円はもらえた。最初は所長が親戚の個人年金を取ってきて、それをくれた。二ヶ月目は、自分が個人年金に入った。しかし三ヶ月目には生命保険を一個は取ってこないといけなくなってしまう。取れなかったら給料はほんと2万円とかそんなもの。
こうして、契約が取れないとひどいことになるので、外交員は自分で保険に入ったり、親族や友達にどんどん営業をかけたりする。自分の保険の支払いで借金することも平気であるそうだし、勧誘される周囲はいい迷惑である。そういう訳で、営業に向いてない人は絶対入ってはいけない職種だろう。
この裁判を起こした人は、勤続二十三年ということで事情は違うのだが、思い出したので触れてみた。