SPA!6/14号の坪内祐三氏と福田和也氏の「これでいいのだ!」で、坪内氏が島田雅彦氏が「新しい司馬遼太郎 新しい歴史小説家を今の読者は求めている。そして村上龍は現代を歴史化した現代のを目指している」と語っていたという話をしていて*1、これを「現在の歴史化」*2と称していたんだけど、今司馬遼太郎ライクなのは、福井晴敏氏だと思うなあ。
あと、そういう切り口で重要なのはかわぐちかいじ氏だろうなあと思っていたので、雑誌「創」6月号の漫画特集にあったかわぐちかいじ氏のインタビューは興味深かった。福井晴敏氏とかわぐちかいじ氏をならべると、結構面白そうな現代史観話ができそうな気がする。