「背伸びアイテム」というのにいろいろ反応があって、他の人が挙げた背伸びアイテム。
- 映画
- 『時計仕掛けのオレンジ』
- ジャン=リュック・ゴダール
- 小津安二郎
- 写真
- ロバート・メイプルソープ
- 建築
- 思想・哲学
- 音楽
- クラシック
もともと考えていた「オタクの背伸びアイテム」というのは、ジャンクなサブカルアイテムの中でも、背伸びアイテムと認識されやすいものというかなり微妙な差異の話だったんだけど、この辺りになってくると「真っ当な背伸び」感が出てくる。ハリウッド映画を見て喜んでいたのが、急に恥ずかしいと思い始めて、フランス映画とかにいくのが、真っ当な背伸び。アートとか芸術と呼ばれる領域にいく。
『映画秘宝』も背伸びアイテムではないか?という話があったんだけど、アイデンティティを持つためのマイナー好きアイテムもやっぱり背伸びなのかなあ。
ちょっと考えたのが、インテリの背伸びとボンクラの背伸びという概念。『批評空間』とか『ユリイカ』『現代思想』といったハイカルチャー方面にいくのはインテリの背伸びだけど、『映画秘宝』はジャンクサブカル(ゲスサブカルでも可)だから、ボンクラの背伸びと。
はてなアンテナに北田暁大氏や稲葉振一郎氏などのアカデミズム系の人を登録するのがインテリの背伸びで、町山智浩氏の日記を登録するのがボンクラの背伸び。
音楽だと「くるり、スーパーカー、ナンバーガール」なんて三大噺もあるけど、この背伸び感は、サブカルにおける過剰な自意識の受け皿としてファウストに近いんじゃないかな。
あ、急にキバヤシがやってきた!
消費しているアイテムで自分を表現できるはてなという空間こそ、究極の背伸びシステムなんだよ!
なんだってーーー!
※背伸びはほどほどにね!
それはさておき、こんなことを書いてみて『なんとなくクリスタル』(田中康夫著)の注釈とはてなキーワードは似てる気がしてきた。日記を書くだけで、勝手に注釈がついていって、自分だけの『なんとなくクリスタル』ができるという。