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爆笑問題のススメ『日本産スペクタクルのススメ』ゲスト:福井晴敏

http://www.stv.ne.jp/tv/susume/rateran/search?idno=20040615140417
番組の冒頭、自宅と思われるホームシアターが映されたけど、小さくて機器は判別できず。福井はハリウッド映画が好きで、ハリウッドを超える日本映画が作りたくて小説を書いていると語っていた。小説で大事にしているのは「爆発」(ただし、メインで関係しているところが爆発するとまずいので他のものを爆発させる。これを「代償爆発」と呼んでいた)「浪花節」「脳内映画」(映画の予告編を見た時に頭のなかでできる映画)だとか。
以前、大沢在昌福井晴敏の対談を読んだんだけど、福井は軍事関係が好きという訳ではなく、あくまでドラマを盛り上げるための道具として好きみたい。それはエンターテイメント作家として正しい態度ではあるんだけど、だから『亡国のイージス』に出てくる米軍の毒ガス兵器「GUSOH」(一千万の東京市民を即死させることができるという毒ガス。空気中に簡単に拡散しちゃう毒ガスで、東京都なんて広い地域を対象にするのは無理)みたいな、萎え設定を作れちゃうんだろうなあ。
大きなウソをつくのは面白い話を作るためにもちろんありなんだけど、ウソをつくのなら、中途半端に現実的なものではなく、もっと超技術を使った超兵器にしちゃったほうがいい気がする。個人的には、『スプリガン』『ARMS』のように、基本設定が大ウソで、そのまわりをリアルに固めるというリアリティの出し方が好き。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1083172747/
SF板のスレで、ラノベとして読んでいるという書き込みがあり、納得。