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いつの間にか仮装イベントとして定着しつつある日本のハロウィン

テレビの情報番組を見ていると、ハロウィンがクリスマスなみに国民みんなが楽しみにしているイベントみたいな扱いで驚いたんだけど、いつからこうなったのか気になった。去年は、渋谷で若者による騒動が起きて、警察が警戒してました、みたいな感じだったと思うのだが……。
特に深い考察などはしてないのだが、後に振り返った時にいい記録になるだろうから書いておく。
いつからこうなった?日本でハロウィンが年々人気になる4つの理由[↑B]
日本のハロウィンはいつから定着した?きっかけは商業戦略?! | みおねっと[↑B]
ハロウィンはいつから日本に?独自に変化の日本のハロウィン[↑B]
ここらの記事を見ると、ディズニーランドとユニバーサルスタジオジャパンが2000年代にハロウィンイベントをやっていたのが、現在のブームの下地となったようだ。
そして、もともと子供にお菓子をあげるイベントという点から、お菓子業界が季節商品としてハロウィンに力を入れて、認知度が上がっていたと。
ハロウィンっていつ頃から普及? その経済効果は? | THE PAGE(ザ・ページ)[↑B]
2013年の記事では、経済効果ではバレンタインに匹敵しないと言われていたが、
日刊ゲンダイ|経済効果はバレンタイン超え 2015年「ハロウィン」最新動向[↑B]
今年はバレンタインを超えていることになっている。
あと、10月31日のハロウィン当日以前に、情報番組がハロウィンを取り上げる理由として、AKB48きゃりーぱみゅぱみゅがハロウィンソングを出しているというのもある。音楽業界がハロウィンの定着をにらんで、定番のイベントソングになるのを狙っているのだろうが、これもハロウィンの商業化という印象を強くしている感はある。


日本のハロウィンっていつからコスプレ仮装イベントになったの? | 俺目線[↑B]
今の仮装イベント化を嫌う人もいる。この記事の「俺が思う、ハロウィンで仮装して渋谷で徘徊するヤツはこんなヤツだ!」は、男だと「女にモテることと、リア充であることに全力を注いでいる」「もしくはキョロ充」「インスタグラム、FacebookTwitterアメブロのいずれかを2つ以上やっている」とあるが、insgramによる自撮りブームは、仮装ブームと密接な関係があるだろう。
30日の渋谷はこんな感じに。自分も21時頃に渋谷を通ったのだが、ハチ公前は撮影大会になっていて、まるでコミケのコスプレ広場のようであった。急いでいたので、全体などを撮影する時間がなかったのだが、撮影しておけばよかった。

2009年でも仮装している人は結構いたようだ。
渋フェス - とりあえず渋谷!2015年のハロウィンはクラブで!渋フェスが熱い!![↑B]
渋谷ではクラブやライブハウスが協力したイベントが開催される。
東京ハロウィンパーティー2015!! Happy HALLOWEEN☆ | 関東近郊で開催ハロウィンパーティーポータルサイト[↑B]
こんなサイトも。
とはいえ、やけに盛り上がっているのは東京だけじゃないかという印象もある。年末年始のカウントダウンといい、ワールドカップといい、東京で人が自然発生的に集まると、なぜか渋谷のハチ公前とスクランブル交差点になるのが謎だ。これが1970年代だと新宿だったのだろうか。


ハロウィンのように商業化で日本に定着したイベントといえば、クリスマスだが、クリスマスの歴史は意外と長かった。クリスマスが広まったのは何となく戦後と思っていたよ……。
日本クリスマス博物館|クリスマスのオンラインミュージアム[↑B]
クリスマスの歴史については、こちらのサイトが詳しい。
日本のクリスマスの歴史(年表)|日本クリスマス博物館[↑B]
によれば、明治末に広がり始めて、大正時代には認知度が高まり、昭和初期には定着したイベントになっている。