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Kindleの99円セールで買ったコミックス

もう明日の5/6までだけど、Kinldeの99円セールで買ったコミックス。
Amazon.co.jp: Kindleストア: コミック 第1巻 99円 または 50%ポイント還元

以前から気になっていたえすとえむ氏の読み切り単行本。表紙を見て、絵が上手い印象があったが、モノクロの絵も上手い人だった。ケンタウロスと人間が共存する社会を描くファンタジーケンタウロスは人間より長生きするという設定で、そこを上手く使った話が面白い。掲載誌がBL誌なので、そういう感じが苦手な人は注意。
寿司ガール 1巻 (バンチコミックス)

寿司ガール 1巻 (バンチコミックス)

いろいろな境遇の女性の前に、なぜか人間の形をしたお寿司が現れるお話。安田弘之氏は、大ヒット作の『ショムニ』は読んだことがなく、『ちひろ』しか読んだことがないのだが、女性への観察眼が相変わらずすごい。3巻で完結なのだが、Kindleではまだ3巻が出ていない。

「意識の高い」系のTwitterネタが面白かった。ダークなラブコメというレビューを見て、ちょっと気になって買ってみた。幼なじみで仲良しの女の子を裏切って、その女の子の親友と浮気をするという話。モノクロの絵は、表紙での印象よりも、かなり硬質でスタイリッシュな感じ。現在2巻まで出ているが、もうちょっとまとめて読みたい漫画。
EATER 1巻 (ビームコミックス)

EATER 1巻 (ビームコミックス)

懐かしくてなんとなく『EATER』を買ってしまった。紙で持っているけど、カラーが綺麗な漫画だからデジタル環境で見たかったので。


今回の第1巻 99円 または 50%ポイント還元セール、始まった当初は99円のものが最初1200点ぐらいあったのに、2日ぐらいしたら、99円は200点ぐらいになり、大半のものが50%ポイント還元のほうに移ってしまった。
また『鈴木先生』や『罪と罰』みたいに99円→半額?→99円と謎の価格変遷を辿るタイトルも。

セールになっているタイトルを見ていると、価格決定権をAmazonが持つホールセールモデルのものが多いが(出版社が価格を決めている場合、価格のところにその旨が書いてある)、出版社から何か言われて、この変更があったのだろうか。こういう妙な動きを見ていると、電子書籍の価格決定というのは、まだまだ手探り状態という印象を受けた。
去年末の文化系トークラジオLifeの文化系大忘年会2013で、津田大介氏が『ウェブで政治を動かす!』の半額セールは、Amazonから打診があったと話していたが、これだけ大規模なセールだと、そういう事前連絡はなかったのだろうか。
なお、Kindleはセールで安くなっても、版元に入るお金は変わらないので、セールで買っても、著者は損しない。安くなった分はAmazon側が被っている。家電などでは一般的な話なんだけど、書籍コンテンツでこういう形態はあまり見ないのでちょっと微妙な気分ではある。ゲームだとSteamで散々セールは見ているのだけど。