Twitterの二度目のブームで、Twitterとは…みたいなことを書く人が多いんだけど、よく見かけるのがTwitterのブームがsecondlifeのブームと同じ匂いを感じるという意見。
これってTwitterが流行し始めた2007年にも言われていて、Twitterとsecondlifeのブームが同時期だったので言われやすかったんだけど、結果はご存じの通り。当時自分が書いた記事を紹介しておく。
SecondlifeとTwitterの流行り方の違い/ついでにTwitterを使ってみての感想 : ARTIFACT ―人工事実―
それなのに、何のひねりもなく2007年と同じようなことを言う人がいて驚く。「私は2年前のTwitterの流行を知りません」と自ら告白しているようなもの。
最近のTwitterの話題だと、企業の参入が多いから、そこでsecondlifeと似てると思うのだろうか。2007年のブームの時は企業は注目せず、ユーザーのほうが盛り上がっていた印象があるが。
ホリエモンも「Twitterのクローンサービスを作ればヒットする」みたいなこと言っていて、ええ、2年前にさんざん日本発のTwitterクローンができたけど、どれもパッとしないの知らないのか…と驚いた。
で、Twitterのブームに疑問を呈するような記事の「Twitter」を「ブログ」に差し替えても結構文章が成立するのが面白い。よくあるのが、「Twitterなんかでつぶやいているよりブログで書いたほうがいい」といったものなのだが、ブログも初期は「ブログじゃダメだ、ホームページのほうが良い」みたいに言われていたのに、ブログも10年経つと「ミニブログよりブログのほうが価値がある」と言われてきて、なるほど、これがメディアが定着するということなのかと思わせる。
ARTIFACT tumblr - Twitterについて言われることをブログに改変する
面白かったので、見かけた記事をこんな風に改変してみたりしてた。
※関連
Twitterとセカンドライフの違い - さまざまなめりっと - はてなグループ::ついったー部