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南極昭和基地のネットワーク環境

極地でのネット環境が気になって、検索で調べてみた。
南極昭和基地におけるネットワーク管理

 昭和基地は、火災等への対処のため、互いに距離を空けたいくつかの建物によって構成されている。それらの建物(12棟の主要な建物)の間は、光ファイバーによって結ばれており、ATM/OC3による155Mbpsの基幹ネットワーク(二重化構成)を形成している。また、支線については、各建物にATMスイッチを配置して、末端まで155Mbpsのネットワークを利用できるようにしている。
 その他にも基地より数百m程度離れた場所に、夏期において利用される建物がいくつかあるが、この間は、無線LANで接続されている。
 なお、昭和基地と外部との通信ついては、インマルサットを利用した9,600bpsによる衛星通信で実現していたが、今年(2002年)2月より、64kbpsの高速デジタル回線による通信が可能になっている。

南極の夏−観測隊同行120日−【18】笑顔が日本に飛んだ−高知新聞記者 南極便り−
それまでの衛星回線はインマルサットのアナログ通信でダイアルアップの9600bpsだったのだが、2002年にデジタル通信になり、64Kbpsになったそうだ。それがインテルサットに変わったのだが、高知新聞の記事によれば16倍だというので1Mbpsは出るのだろう。
NEC南極物語
昭和基地の通信インフラを作ったNECによる紹介。
ANTARCTIC SYOWA WEB CAMERA
昭和基地からリアルタイムで中継している。