Gyaoを見ていたら、5/1まで80年代OVA祭りをまたやっていたので、出来がいいと聞いていたけど未視聴だった『バブルガム・クライシス』8話をチェック。8話は最終回で、合田浩章氏が監督をしており、作画監督は松原秀典氏、岸田隆宏氏で、原画には、竹内敦志氏、鶴巻和哉氏、本田雄氏、橋本敬史氏、恩田尚之氏、大張正己氏、石田敦子氏と豪華なメンバー。岡崎武士氏がいたのには驚いた。
確かに評判通り、今見ても面白い。内容の詳細は氷川竜介氏の紹介を参照。
氷川竜介評論集: バブルガムクライシス8
作画は1話の頃のような野暮ったさが薄れ、シャープな絵柄になっている。園田健一氏のオリジナルな絵柄に近付いたといえるんだけど、それだけではなくて、フォルムが洗練されている。これは1991年の作品だけど、1990年には『不思議の海のナディア』があるし、そのあと『ジャイアントロボ THE ANIMATION』も出てくるから、アニメ業界全体的に、キャラの絵柄が線の多さよりも線を減らして、フォルムで見せる絵柄が主流になっていく時期の過程の作品の一つであるのを実感させた。
Gyaoの80年代OVA祭りでは『竜世紀』や『ゼオライマー』『ダンガイオー』『イクサー1』があったけど、このラインナップならば『鋼の鬼』があってもよさそうなのに。去年末に廉価版が出ていた。
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