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10回連載予定だった『TO-Y』はニヤのパンチラで長期連載になった−『ROCK COMIC』(島田一志著)−

ROCK COMIC―ロック・コミック

ROCK COMIC―ロック・コミック

Lエルトセヴン7 第2ステージ: 『ROCK COMIC』島田一志
『ROCK COMIC』に上條淳士インタビューが掲載されていて『TO-Y』の副読本だと上のブログで書かれていたのが気になっていたので読んでみた。
ロックを扱った漫画の評論集なのだが、客観なんて糞喰らえという感じで、俺語りが連発されている。自分とほぼ同年代のため、出てくる単語が懐かしい。特に後書きで挙げられている『i-D JAPAN』や『プチアップル・パイ』といった雑誌群の名前。
上條淳士インタビューは『TO-Y』に絞られているのだが、当時どういう状況で連載に至ったのかなどがわかって面白かった。『TO-Y』がもともと10回という前提で連載が開始されたというのには驚き。ところが、途中でニヤがパンチラをした回が非常に人気が高かったため、長期連載となったそうだ。20年以上経ってわかった恐ろしい事実!
あと上條氏がアニメ版についてどう思っていたのかわかって面白かった。音楽は最後まで決まらなかったそうだ。アニメ版『TO-Y』ってDVDになってないから、ビデオで探すしかないんだよなあ。
すこやか日記
大ヒットしたけど触れないというロック漫画がわからなかったけど『快感フレーズ』だったのか!
マンガ夜話 (Vol.4) (キネ旬ムック)

マンガ夜話 (Vol.4) (キネ旬ムック)

To-y』関連本といえば、これは出た当時立ち読みしただけで買ってなかったのを思い出した。Amazonに詳細がないけど取り上げられているのは、『めぞん一刻』(高橋留美子)、『櫻の園』(吉田秋生)『TO-Y』(上條淳士)という謎のラインナップ。
http://www.kinejun.com/syuppan/mangayo/
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