http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20050404#eureka
ところが「はてな」と英語圏のブログ、たとえば「Slashdot」や「Indymedia」などとの違いを見ると愕然とする。とても同じツールとは思えない。
そこは、もともと性格が違うツールだよ、比較すな!と思ったものの、それが上野俊哉クオリティということで笑って処理。
何の説明もなしに「これはSACのテーゼにも妥当する」とか、肩書きに「トグサ系文化批評」とつけていたりして、『攻殻SAC』が好きなのはよくわかるんだけど、他人に伝わるように書いてない辺り、まさにオタク文章というか。オタクを嫌う人ほどオタクなスタイルを取ることはよくあるんだけど、上野俊哉氏はそういうことが多い。面白い考察などもあるのに、冒頭から北田暁大氏へのイヤミから始まったりして、勿体ない。
もともと、上野俊哉という人に興味を持ったのは、スタジオボイスで「僕はマルクスよりも毛沢東よりもシャア・アズナブルという人を尊敬している」(原文ちょっと違うかも…)という文章を書いていて、一体何者だ?と思ったのがきっかけ。その後カルスタという方面での偉い人だと知ったものの、カルスタには興味がある訳ではないので、この人のアニメ関係に関する言及ばかり追いかけた。

- 作者: 上野俊哉
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 1998/12
- メディア: 単行本
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http://d.hatena.ne.jp/t-kawase/20050403#1112503450
アメリカのブログの状況の説明は(僕は全く知らなかったので)、有用だと思ったが。
上野氏のアメリカのブログの状況解説は、かなり恣意的なので信じないほうがいいかと。アメリカでも、日本と同じように普通の日記のようなブログはたくさんあります。