ARTIFACT@はてブロ

最近はオーディオブログです

中二病・背伸びアイテム反応メモ

全般的な話と分けてみる。
大江戸キャットファイト! - しまった!中二病書いてる間に、最初書こうとした事を忘れた。
http://d.hatena.ne.jp/gentledog/20050321

あと、カラフルピュアガールも背伸びアイテムだったなぁと思いました。そんな所を伸ばすのは足の親指の爪を伸ばして、ギネスブックを目指すぐらいには不毛なのだが、それすら気づかない僕がいた。

その辺りは波状言論のインタビューを受けて実感しました。作っていた身としては、特に読者を背伸びさせようなんてことは考えてなくて、『美少女ゲームの臨界点+1』に掲載されているインタビューを読めばわかるように、自分と似た意見、広くいえば価値観が世に広まっていないことに対する不満があって、基本的にそれを軸に作ってました。これを書きながら思い出したんですが、エロゲーを扱っているということで、建前として読者は18歳以上というころになり、18歳以下の年齢の読者はいないことにしていたというのが、背伸び感に繋がったのかも。
で、こういった個人の価値観を強烈に押し出した雑誌というのは熱烈な支持とともに、強烈な反動も起きます。価値観の闘争ですからね。岡田斗司夫的にいえば「洗脳競争」です。それはオタク文化のなかでいえば、あさのまさひこ氏、大塚ギチ氏といった面々が浮かびますし、今のファウストがそうなんでしょう。
雑誌を一つの価値観で染めることはなかなか難しいので、雑誌のカリスマ化・カルト化というのは一部の雑誌のみでしか起きなかったですけど、今後はネットがその受け皿になるんじゃないでしょうかね。特にブログによって個人サイトが増えてきたし。だから、今のサイトでやっていることもあまり変わってないので「ARTIFACTを読むことが背伸びアイテム」といった指摘も成立するでしょう。
電網山賊 中二病とか
http://d.hatena.ne.jp/pavlusha/20050322#p3

中二病のもと=視野が限定された与件の中でメタなモノを追求する
高二病のもと=メタなモノのために与件そのもの(視野)を拡大しようとする

なんか話が一気に哲学系というかアカデミズム系に寄ったものに(笑)。
世界のはて ファッションにおける中二病
http://d.hatena.ne.jp/Masao_hate/20050323#1111594206
ブランド名の話はよくわからないけど、

結局、外見に気を遣うようになった同級生の軽薄さに過剰に反応し、若いのにあえてファッションと無縁な生活を送ることが、最強の中二病ということで、締めさせていただきます。

これはよくわかった(笑)。
めざせ10000枚 中二病 その3
http://d.hatena.ne.jp/blackbelt/20050324#p2
ゲームにおける自分の中二病を振り返る人。ゲーム雑誌は「ゲーム批評」に行き着き、飯野賢治氏がカリスマになっていったという告白。長文だけど、大変面白い語りで、ゲームに興味ある人にはお勧め。これを読んで、飯野賢治のファンがどういう人なのか今頃理解した。そうか、「飯野賢治」とは背伸びだったんだ! ファウストと繋がった!
余談だけど、ゲーム好きの今の背伸びアイテムはXbox! 日本市場ではマイナーだけど、欧米市場では支持されているというねじれが、セガ好きとかの人にはびんびんくるはず。
女性の中二病ってないのか?と聞かれたんだけど、女性は「不思議ちゃん」なる名称が既にあったというオチ。