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最近はオーディオブログです

「産業サブカル」論

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20041006#Industry
以前触れた「産業サブカル」について話題になったので、久しぶりに追いかけてみた。
EVEREST | ROSSO
http://kingofpop.jugem.cc/?eid=98

だって、”サイレン”で自分達のグルーヴをモノにしてもそこに固執せずにすぐさま”ループ&ループ”でポップへの忠誠を誓うアジカンや(アジカンを”産業サブカル”とか言ってる奴は2ちゃんねるの見過ぎ!)

えー! 「産業サブカル」は2chの言葉だったのか。
スーパーリスナークラブ2005/1
http://gag.jp/~slc/rireki53.html
1/15の日記より。

 狩りじゃ狩りじゃ! サブカル狩りじゃ! あるサイトで、

 「アジカンを”産業サブカル”とか言ってるヤツは2ちゃんねるの見すぎ!」

 という記述があった。はてこれは解せぬ。私はアジアンカンフーを「産業・産業サブカル」と言ったが産業サブカルとは言っていない。

 まず、くるりスーパーカーナンバーガール中村一義コーネリアスサニーデイサービス、AIRのような大衆に浸透してないけどサブカル層に売れることでサブカルとは言えないほど産業化しているものを産業サブカルと言う。

 その産業サブカルがテレビでCMをバンバン打ち、アニメの主題歌とタイアップする(だが歌番組に出ないというのが巧い、やってることは大昔のビーイングと同じ)という、Jポップ王道の売り方と結びついた場合、これは今までの産業サブカルとは違う、言わば産業サブカルの新種として便宜上「産業・産業サブカル」と呼べる。今の所該当するのはアジアンカンフーとサンボマスターくらいなものですが。

これが「産業・産業サブカル」を提唱した人による正確な定義。なるほど、アニメの主題歌はビーイングから産業サブカルになったのか。今ゴールデンタイムのアニメの主題歌はAVEX系と『NARUTO』などのSME系にわかれているけど、この産業・産業サブカルSME系だろう。『NARUTO』って一番最初の主題歌ってハウンドドッグの『ROCKS』だったのは今では不思議なくらいだ。
もともと「産業サブカル」という単語は「産業ロック」という音楽雑誌用語のパロディとして生まれたんだろうけど(発祥はいまいち不明。音楽雑誌か?)、なんかベタな意味で取っている人もいそうな気がしてきた。

百合姉妹休刊

http://www.moonphase.jp/miyabi/notice2.html
出版社に電話して「ほぼ休刊です」という解答をもらったことを日記に書いた人もいたけど(http://d.hatena.ne.jp/NxxOxxxx/20050218#p7)正式な告知が。といっても、マガジンマガジン社は公式サイトがないために作家さんのサイトでの告知。2月に出る予定だった6号が出ないので、11月に出た5号が休刊号と。最近の休刊は最終号に休刊告知が打てないことも多いけど、『百合姉妹』のような季刊の雑誌では告知を打つのも難しいか。

「反戦」て言ったら負けかな、と思ってる

http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20050220#p1
http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20050219#p1

とにかく「戦争反対の言説」よりも「戦争反対の言説についての言説」の方が、明らかに多い、というのが、今時の特徴なのだろうな、と思います。

ストレートに「反戦」と言えなくなっているのでは、という状況に関する考察。「反戦」といった時に、すべての「戦争」をひっくるめて語る辺りが自分の違和感。もちろん、必要な限り戦争は避けたほうがいいし、今のイラク戦争はしなくてもいい戦争だったとは考えているけど、湾岸戦争のような既存の国境を壊す動きに対しては、やはり戦争という手段でしか解決できなかったろうと思う。
それでちょっと思い出したのが湾岸戦争時の反戦活動。あの時、反戦活動をした人たちはその活動でどういう実効性があったかなどの検証をしてなかったのではないだろうか。あの時の無力感が、今の反戦活動に何か繋がっているのかもしれない。

かわいそうな中澤一登

ナムコの人気RPG『テイルズ』シリーズの新作のキャラデザが中澤一登だったんだけど、それに対する反応。
http://www.makonako.com/mt/archives/2005/02/post_52.html

この人は海外では人気あるのですか?
いや、さっぱり知らん。そもそも、最初名前聞いただけでは誰だかわからなかったし。少なくとも日本では今までの二人と比べて名前負けはしているよな。そうなると、海外での評価がどうなるのかだが…。海外でも特に名が知れているのでなければ、お寒い状況になりそうな気がする。

『LINKIPARK』のプロモーションビデオが知られてないのはしょうがないにしても、『KILL BILL』のアニメやっているのにこれなんて!

アメリカのVideo Game Award 2004は華やか

http://blog.livedoor.jp/insighter/archives/14384203.html

昨年末に開催され、スパイクTVで3時間以上にわたって中継された Video Game Award 2004 は、グラミー賞のようにミュージシャンや芸能人が大勢出席する、秋葉原臭の全くしない華やかなものだった。そこでノミネートされていた日本のゲームはメタルギアソリッド塊魂などごく少数。

アメリカのVideo Game Awardがそんなことになっていたとは。なお、日本のCESAのゲーム大賞は単に地味なだけで別に秋葉原臭はないかと。声優とか出てくる訳ではないので(笑)。
本題の「ゲーマーは仕事がデキる」という本はかなりヨタっぽいので何とも。