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最近はオーディオブログです

けまらしい

いささか遅いネタだけど。

http://d.hatena.ne.jp/koseki/20040723#nareai
「あの人たちが仲良くするせいで私が不快になる」っていう気持ちを表現する新しい言葉を作ったらどうか。たとえば、「けまらしい」と言うことにしよう。

これははてなキモい話の一つの到達点だと思った。
自分の理解も含めて、もうちょっと考えてみる。Webというのは人が仲良くしている様というのがよく見える場所だ。そして、それを見て不快になるのなら、見なければいいんだけど、なぜかつい見に行ってしまい、その不快だという気持ちや感想をWebのような誰でも読む場所に書きたくなる。

  • 人が仲良くしている様を見るとなぜ不快になるのか?
  • 不快になるものをなぜわざわざ見てしまうのか?

という辺りが不思議ポイントか。
Webにおいては、人が仲良くしている様が不快なのではなく、「仲良くしている様が見せ物になると思っている(ように見える)」点が不快に思われるのではないか。ぱどタウンで子供たちが謎のコミュニケーションスタイルで楽しそうにしていても別に不快にはならないし(スタイル自体を不思議には思うが)。
不快になるものをなぜわざわざ見ることに関しては、Webを見るのは他のメディアに比べて、限りなくコストが低いからかなあ。
個人的には、そういう不快感は人と直接話して、不快さを解消することが多い。Webのような誰でも読める場所に書いて、全然知らない人に不快さを理解してもらったり、共有してもらうのは、コストが高い行為なので。

腐女子向けアフィリエイトモデル

http://d.hatena.ne.jp/kanryo/20040727#p1
で、蒼穹のファフナーファンサーチ(http://www.fafner.info/)と機動戦士ガンダムSEED ガンダムSEED総合検索(http://www.gundam-seed.jp/)のAmazonアソシエイトIDが一緒という指摘が。な、なるほど。
男向けだと趣味が分散しているから、個別作品の情報だけでサイトを作ってもなかなか維持しにくいんだけど、アニメだと情報が多いから個別作品でのサイトは作りやすい。そしてDVDやサントラなどいろいろな関連商品が出るから、アフィリエイトもしやすいと。
最近、オタク業界では女性向けに売らないと!みたいなかけ声が多いけど、BLゲーの状況を見ると、完全に女性向け作品というのは難しいという印象がある。一般層に向けた作品の中から腐女子の人たちは自分たちが好む要素を勝手に見い出して盛り上がるけど、最初から腐女子向けに作っても、わがままなユーザーが多いので結果的に市場が形成されないのかなーという感想。

姫と呼ぶ文化圏2

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20040725#hime
の続き。いろいろ情報提供があったので整理してみる。

  • 風俗の「姫」
  • 自分の娘を「姫」と呼ぶ
    • 親が自分の娘を「姫」、息子を「王子」と呼ぶのは結構一般的。ただし、これは家庭内や親族の間での話であって、関係性の薄い相手に対してそれを使うのは親バカ度が高いと思われる可能性大。
  • 蔑称としての「姫」
  • 親愛の情としての「姫」
    • 親しい人間同士で相手が嫌がりそうな呼び方をすることがある。よくあるのは「先生」だが、ここで女性に対して「姫」を使う人もいるのではないか?という指摘があった。
    • ただし、先生ならわざとカタカナで書いたりして、ネタであることを表明しやすいが、「姫」はそれがわかりにくい。呼ばれている本人と呼んだ人の関係性が見えないと、それがどういう意味で使われているかは外部の人間には不明。
    • 「自称姫」に関しても、こういうネタ化を一回通した上で、言っている人もいるかもしれない。
  • とんねるず工藤静香を「姫」と呼んでいた
  • 女性がかわいい女性を姫と呼ぶ
  • 男性タレントを姫と呼ぶ
    • ある男性タレントは一部のファンから姫という愛称で呼ばれるそうだ。相方が王子と呼ばれているため、その対として出た名称らしい。

リンクを見るとTrackBack飛ばしたつもりはないみたいだけど、TrackBackがきていたんで。
http://d.hatena.ne.jp/naberius/20040728
日常生活で「姫」という美称は使われないから、先のようなことを書いたんだけど理解されなかったようで。社交界ではない場所で「プリンセス」とか使ったら、アホじゃないか?って思われるようなものです。
女性が姫と呼ばれることを自分がよしとしないと考えているんではなくて、女性が日常の場で「姫」と呼ばれることを好まないという前提で書いたんだけど、この方のまわりの女性は「姫」って呼ばれることに抵抗がないんですかね。すぐ「フェミニズム」とか「ジェンダー」って言う人は不思議…。


追記:
http://d.hatena.ne.jp/SHIKAIKILYOU/20040729#p1
「と呼ぶ」とあるように他称で考えていたので、自称についてはあんまり考えてなかった。こちらの考察を読むと「姫という自称は不思議ちゃんによるもの」という結論になるなあ。

話を広げるための誤読

上の人を見て思ったこと。ネットでは「話を広げるための誤読」というのは多い。それがポジティブに話を広げるためならいいと思うんだけど、よく見かけるのは相手の論を否定するための誤読。きちんとした人なら「この文章が意図することとは違いますが」などの前置きをいれるから、見分けは簡単につくけど。
個人サイトというのは自分の城だから、相手への直接的コミュニケーションを意図しないで書きやすいけど、相手の反応を想定しないで書かない方がいいと改めて思った。

JUGEMトラブルにおけるユーザーの考察

JUGEMのトラブルで批判をしていたユーザーに実際にいろいろ聞いてみた人の記事。ネットサービスにおけるいろいろなことを考えさせらる。
http://madcaplaugh.jugem.cc/?eid=131

「ほんの数日、世間に公開できない」ことがそんなにたまらないことなのか?不思議であります。

コメント欄より。結果的に一週間以上空いているので「ほんの数日」ではないけど、トラブル初期の文句言いまくりユーザーのコメントにはこれを感じた。

アゴ割れオヤジ同士のカップリングはJ9が初?

徳川蘭子氏によるやおいの歴史語り(7/26)。最後のJ9シリーズといっているので『サスライガー』だと思うんだけど。
http://ranran.sakuraweb.com/yellow/cgi/g3.cgi
それにしても、人にJ9シリーズがどんな作品かというのを解説するのがヒジョーに難しいことを知った…。飛び道具としては『カウボーイビバップ』の先祖というのがあるんだけど。企画当初のタイトルである『流れ星ビバップ』は小沢健二が元ネタとはいえ、なんとなくJ9っぽいし!

RD-XS53レビュー

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0407/28/news053.html
W録機能を搭載した東芝の新機種RD-XS53のレビュー。てっきりBSアナログチューナーはついてないかと思ったらついてるのか。最近BSアナログチューナーを内蔵しない製品が多いから勘違いしてた…。
録画番組一覧機能が高性能化しているのはいいなあ。この機種をベースにしたような高品質指向のRD-X5は出るのかな?
http://rdx1.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/upppu.cgi?action=view&disppage=1&no=2411&no2=9471&up=1
XS53の中身を映したもの。豪快な配線だ。