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田母神俊雄氏は、日本への警戒心をアメリカに起こさせるためのCIAの工作員という陰謀論を唱えてみる

【異論暴論】野党になった今こそ… 保守を元気にする5つの戦略 (1/2ページ) - MSN産経ニュース[↑B]
一部の保守論壇で大人気の田母神俊雄氏だけど、この人の発言によって、「ああ、やっぱり日本ってあの戦争は正しいと思ってたんだね…」とアメリカ側に思わせたに違いない。
日本財団図書館(電子図書館) WORKING PAPER 12. 「『専守防衛』策と日本の安全-自衛を全うすることが可能か-」[↑B]

 米国の立場から見れば、日米安保条約には(1)米国のアジアにおける前進基地の確保、(2)日本の軍事大国化への歯止め、(3)日本の防衛−の3機能がある。このうち、2番目の機能を軍人的率直さで口にしたのが、在沖縄米軍司令官スタック・ポール少将(当時)の「日米安保条約は日本の軍国主義を封じ込めるためのビンの蓋」との発言である。この「安保条約、ビンの蓋論」は日本国内で物議を醸し、米国の政府当局者はこの見方を否定した。だが、「ビンの蓋論」は米国の指導階層のほとんどが口には出さないものの、心中に抱いている見方である。いずれにしろ、「専守防衛」は米国の対日政策にとっても好都合な政策だったのだ。

かつて日米安保条約は「ビンのふた」と言われたが、田母神発言はビンのふた論を再度思い出させたことだろう。だから、田母神俊雄氏は、日本の軍事大国化を恐れるアメリカの工作員なんだよ! CIA恐るべし!
誰か言ってそうで意外と見かけなかったので書いてみた。
この人は発言すればするほど、アメリカに問題視されて、おそらくこういう人たちが望んでいるであろう日本の軍事的独立を妨害しているというのを自覚しているのだろうか…。