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最近はオーディオブログです

パソコン通信時代から考えるネットで語り合うこと

北の大地から送る物欲日記 - ネット上で語り合うこと。
http://d.hatena.ne.jp/hejihogu/20060204/p1
明日は明日の風が吹く - ネット上で語り合うこと。 [北の大地から送る物欲日記]
http://d.hatena.ne.jp/yas-toro/20060204/p1
北の大地から送る物欲日記 - パソ通時代を思い出しながら今を考える。
http://d.hatena.ne.jp/hejihogu/20060205/p3
明日は明日の風が吹く - パソ通時代を思い出しながら今を考える。 [北の大地から送る物欲日記]
http://d.hatena.ne.jp/yas-toro/20060205/p3
北の大地から送る物欲日記 - 現実世界とネット世界における、ふたつの匿名性。
http://d.hatena.ne.jp/hejihogu/20060207/p1
明日は明日の風が吹く - 現実世界とネット世界における、ふたつの匿名性。 [北の大地から送る物欲日記]
http://d.hatena.ne.jp/yas-toro/20060207/p3

パソ通経験者のじじぃとして興味深く読んでいる話題。
「現実世界とネット世界における、ふたつの匿名性。」はわかりやすい説明なので、パソ通経験者でなくても読むのをお勧め。
超乱暴に要約すると、パソコン通信時代のほうが本気で言葉をやりとりしていたなあという話。って書くと、じじぃの回顧話かよ!ってなるけど、これは掲示板と情報発信を主体にしたサイトというスタイルの違いの話ではないだろうか。そこから「掲示板デビュー組とそうでない人では、ネットに対するメンタリティの違いがありそう」ということを考え中。

明日は明日の風が吹く - パソ通時代を思い出しながら今を考える。 [北の大地から送る物欲日記]
http://d.hatena.ne.jp/yas-toro/20060205/p3
 今、地域毎のSNSなんかも出来てきていて、そこでの結びつきの強さは、これまでの匿名のネット活動という中では、また別の動きになっているのかもしれないけれど、範囲を狭めた分、特定の話題が出来るという点でパソ通に近いものになるんじゃないかと思う。それがSNSとしてのメリットになるのかどうかは、これからだろうけど。

興味深いのが、mixiの地域コミュ。盛り上がっているところはかなり盛り上がっており、よくオフ会もしているようだ。個人的には、ネットで、ご近所さんと知り合いたいという気持ちはないのだけど、どうもご近所付き合いしてみたいという欲望がある人は多いみたい。
ネットは、距離が離れていても同じ趣味志向の人に会いたいと思っている人たちが集まっていたけど、これからは近所の人たちと仲良くなりたい!と思う人たちがどんどん増えるのかもしれない。もちろん、以前にも「ご近所さんを探せ!」(http://www.gokinjo.net/)のようなウェブサービスはあったんだけど。
もともと、都市というのは、村の狭い共同体から逃れる形であり、隣に住んでいる人は誰だかわからないという住民の匿名性が高さが特徴だったけど、子供の安全とか、セキュリティ方面も絡んで、そういった匿名性をなくす方向にいきそうな気がした。
ネット町内会はまだできたばかりだから、楽しいという声が多いけど、数年後、そういう付き合いが面倒!という声が増えていくことが予測される。

本当に実名でやる事が前提になるSNSが出来たとして……出会い系のような使い方しかされないんじゃないかという危惧もあるかな。

実名でやると既存の出会い系サイトのような使い方は難しいんじゃないかな。出会い系サイトは、横の繋がりが生まれにくくて、悪評は伝わらないけど、SNSなら悪評が外の場に出てくる。
実際、2ちゃんねるSNS板は、そういうネガティブな個人情報で一杯だ。ネットゲーにおける悪質プレイヤーの告発もこれに近い。
実際にmixiを異性との出会い系として使っている人間は、複数アカウントが前提だと、2ちゃんねるSNS板で話題になっているのを見た。実名は複数アカウントが使えない時点で、出会い系のように相手をとっかえひっかえするのが難しい。