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ライトノベルの読者年齢、書店さんの意見

ライトノベルの読者年齢に関して、書店さんの方の意見があったのでメモ。
この手の話題の時の基礎知識として、1970年代前後生まれ(いわゆる団塊ジュニア)は人数が多く、その後はどんどん人数が減っており、団塊ジュニアが金を持ち始めた時期からその層を狙った市場というのはすごく拡大しているということで。
http://novel.no-blog.jp/minkan/2005/03/artifact.html
こちらはもともと学生がこない書店だそうだけど、大人買いをする20〜30代が多いそうだ。

ライトノベルみたいなのは読みたいけど、さすがに富士見はちょっと辛くなってきた」というポスト富士見層を巧みに吸収したのが電撃成長の鍵である。

これが、上遠野浩平氏の『ブギーポップ』シリーズだったんだろうなあと思った。この前のライトノベルでの背伸びアイテムの話の時(http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050318#stretchingitem)にも、ヤマさんが「ちょっと前ならブギーポップが独占していた市場なのに・・・。」とコメントしていたように、『ブギーポップ』シリーズが受け皿になっていた感はある。
ちなみに、自分の場合、ライトノベル朝日ソノラマ全盛期は読んでいたものの、『スレイヤーズ』辺りから離れてしまったが、『ブギーポップ』は面白かったので読んでいた。
http://d.hatena.ne.jp/domino/20050322#p1
電撃はバランスがよく、スニーカーは層が入れ替わって若くなり、一番年齢層が高いのは富士見だそうで。あの話題のあと、人と話したんだけど、ザ・スニーカーは年齢層の低下を意識しているんじゃないかって話があって、雑誌で今一番年齢層が高いのはドラゴンマガジンではないかという推測があったんだけど、これを見ると当たってそうな気がしてきた。