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モデルグラフィックス4月号のヤマト特集のインタビューが面白かった

1/350 宇宙戦艦ヤマト

BANDAI HOBBY SITE バンダイホビーサイト 宇宙戦艦ヤマト 1/350 スケールプラモデル
モデルグラフィックスで巨大プラモのヤマト特集をしていた。現物を新宿サクラヤホビー館で見たけど、部屋に飾ると圧倒的な存在感がありそうなシロモノだった。買った人はどうやって置く場所を捻出しているんだろうか。記事での制作過程を見ていると、作る間もある程度の広さの作業場が維持しないと大変そうだが。
それに絡んで、デザインをした宮武一貴氏、草刈健一氏や伊藤秀明氏(すごい、キーワードになってる。ファンロードを読んでいた人ならケッダーマンの方が馴染み深いかも)といった当時ファン活動をしていて、そこから商業誌にいった人たち、バンダイの岸山博文氏といった人たちへのインタビューをしているのだが、これが面白い。
中でも、草刈健一氏と伊藤秀明氏による当時のヤマトファン活動時代の空気を伝える話が興味深い。アニメ誌ができる前の時代で、ファン活動をしていたのが、当時成立し始めたアニメ誌に仕事として関わるようになった辺りとか。
伊藤秀明氏は、当時OUTの編集部から『宇宙戦艦ヤマト』の特集はどうかと相談されたそうだが、『海のトリトン』など人気のあるアニメは他にあるのに、なんで今更特集をするんだろうかと思っていたそうだ。ヤマトブームと『海のトリトン』って考えてみると同時期なんだなあ、繋がってなかった。
※時系列が怪しかったので調べてみた。あと本文の記述が足りなかったので修正。『海のトリトン』の放映は1972年で、『宇宙戦艦ヤマト』の放映は1974年、OUT創刊は1977年。そもそも、OUTで取り上げるまでに3年かかっているという。なので、OUT編集部から相談された段階では、『海のトリトン』も『宇宙戦艦ヤマト』も同様に「過去のアニメ」だったということなのではないかと推測する。
宮武氏は大学を卒業しても仕事がなさそうなので、ぬえを作ったそうだが、どうもこの時代の人たちは、出渕裕氏がよくサンライズに遊びに行って、いつのまにかメカデザインをすることになった話とか、若い時期から活躍している印象がある。
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