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学級制度の解体を考えるのならぜひ『〈学級〉の歴史学―自明視された空間を疑う』を

<学級>の歴史学 (講談社選書メチエ)

<学級>の歴史学 (講談社選書メチエ)

アンカテ(Uncategorizable Blog) - 「いじめの社会理論」書評
もう何度も推薦しているんだけど意外と言及されないのでまた紹介。
ARTIFACT@ハテナ系 - 『〈学級〉の歴史学―自明視された空間を疑う』を再度プッシュ

すごく簡単に説明すると、イギリスで生まれた学級システムとは本来特定の機能しか持たされなかった限定的なものだったのが、日本だと近代化する以前に導入されたために、日本の共同体(ムラ社会)を強固にし、生活すべてを支配するシステムになっているというのを、歴史から辿って丁寧に解説する書籍。

ARTIFACT@ハテナ系 - 『〈学級〉の歴史学―自明視された空間を疑う』
より詳しい解説はこちらで。
ernst@hatena - 柳 治男・<学級>の歴史学
博物士 - 柳治男 『〈学級〉の歴史学』
内容紹介を読み直して思ったけど、大学のような編成が理想となるのだろう。ただ、それだと選択肢が多過ぎるが故に何もできない人が生まれやすそうな気もする。特に子供の段階では、圧倒的な自由があっても有効活用できる人間はごく少数で、大多数はある程度の制限が必要なのではないか。現在の学級制度は自由がなくて流動性がなさ過ぎるとは思うけど。
※参考
シロクマの屑籠(汎適所属) - “村の掟”が不要な人/必要な人の明暗
シロクマの屑籠(汎適所属) - 地域コミュニティが消失し、流動性と自由度の高い社会が訪れた果てについて
シロクマの屑籠(汎適所属) - だけども自由を志向できない