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第五回文学フリマ

http://bungaku.webin.jp/
事前に欲しいと思った同人誌などは特になかったので、ぶらぶらと歩いて回っていたら、ゲーム会社の自転車創業がサークル参加していて驚いた。ノベルゲームも文学かどうかはともかく小説の一種といえるわけだけど、文学フリマは本だけしかダメというイメージがあったので。でも、文学フリマで必要なのは「文学」であって、「書籍」という媒体にこだわる必要はないのかもしれない。
見本誌一覧を見ていたのだが、立ち読みするにしても、表紙のキャッチコピーや、イラストや装丁などのビジュアル要素で選ぶことが多くなる。漫画の同人誌のように中身を見て、勘を働かせにくい。それを考えると、文章同人誌はネットによる事前の宣伝が大変重要だ。
文章同人誌というのと、A5版のオフセットで表紙は厚めの色上質紙にモノクロ印刷というのが大半で、そういうスタイルの同人誌だとイラストが気になったりしないと手に取らない。たまにマットPPでカラーの表紙の同人誌があり、それだけでも結構目立つ。
そんな中、文庫サイズの同人誌がちらほらあって興味を持ったが、500円と結構安かったものがあったので購入。厳密にページ数で比較すれば商業の文庫より割高なのだが、A5版60ページ程度で500円の同人誌が多いので、割安に見える。でも、これはある程度の部数を刷ってこの価格にしているか、それとも赤字覚悟なのかも。印刷所が気になったけど書いてなかった。
※追記
印刷所はPICOだそうだ。文庫本セットというのがある。
http://www.pico-net.com/
人が買ったものやカタログを見ていると、はてなIDを持っている人が結構多い。見かけたことがないIDの人が多くて、ああ、はてなもまだまだ広いんだなあと実感。
以下買ったもの。ファック文芸部の同人誌は売り切れで買えなかった。

絶対移動中第一号(鳥小屋鳥子)

イラストが良かったのと、ぱらぱらと読んだら、ネットが出てくるみたいだったので購入。二人の高校生の女の子の身に起きた小さな事件を描く。一人の女の子はそこそこ人気のあるブログをやっているんだけど、コメント欄の常連が実は出版社の編集者で、その編集者がやっている雑誌でブログを紹介させて欲しいというメールをもらったことから起きる事件が、本当にありそうな話で面白かった。世界の認識が狭い年代の頃、自分の世界を変えてくれるかもしれないという装置としてのネットは、物語の題材として興味深い。
作者の人ははてなもやっていた>id:toricoさん
http://www007.upp.so-net.ne.jp/torigoya/

ネトミス(ネットミステリー研究会)

500円の文庫サイズ同人誌はこれ。普通の文庫と同じようにカバーがついている。「雪の染み」という顔に大きな黒子を持つ女性の話が面白かった。
http://www.geocities.jp/mistereaders/


※余談
自転車創業のURLを調べるために検索したら、essaさんの下記の記事に気付いたんだけど、「自転車創業」を社名にしている会社があるのをお知らせ。

アンカテ(Uncategorizable Blog) - RailsYouTubeは「自転車創業」だ
http://d.hatena.ne.jp/essa/20060718/p1

あと、「絶対移動中」の同人誌紹介で目黒三吉氏がはてなダイアリーをやっているのを知った。

目黒三吉の血豆丼(御新香付き)
http://d.hatena.ne.jp/sanma_meguro/