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最近はオーディオブログです

ネット貴族主義

隠居院 - 貴族主義への反感
http://inkyoin.exblog.jp/1132888/

ネタかどうかが分かるような仕掛けが欲しい、みたいなことをネットで書いている人には、30代くらいの世代が多いような気がするけれど、彼らって結構根に大衆差別というか、平均以下の50%の「リテラシーに自由でない」人への優越意識みたいなものを、無根拠に持ってるように思う。

自分はよくそういうことを書くけど、それはネットには2ちゃんねるというネタかどうか見極めるのが極めて難しい場所があるから。ひろゆき氏のいう「ネタネタとして楽しめる人でないと掲示板を利用するのは難しい」という発言こそ、まさに転叫院さんがいう貴族主義なのではないか?
ネタかどうかは誰にも分からない。そんな社会を目指したい」というのは、「電車男」で実践されたと考えている。誰も事実とは証明できないが、でも「事実」として消費されていく。この手法を利用すれば、多数の人を動員できることを証明してしまった。
だから、ブログのような顕名でやっているところでは、ネタを書くのならネタ信号を入れようよ、という提案をしている。ネタのわかる人をもっと増やそうということだ。しかし、そうした配慮をした上でも、ネタであることを理解しないで本気で怒る人が一定の割合で出るだろう。その人たちに対して感じるのは、優越感ではなく、そこまで配慮してもダメなんだなあ、という諦めかな。