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『TOKYO WAR MOBILE POLICE PATLABOR』押井守著

TOKYO WAR MOBILE POLICE PATLABOR

TOKYO WAR MOBILE POLICE PATLABOR

書店で見かけて知ったのだが、劇場版『パトレイバー2』の押井守氏による富士見ファンタジア文庫から出ていた小説がエンターブレインから復刻されていた。
映画は尺の問題で語られなかった細かいエピソードが描かれ、各キャラの細かい心情がわかる。また押井氏らしいウンチクも盛り沢山。軍隊を動かすといかに食事の面で大変かというのが語られていて、あーこの辺も山田正紀氏の『虚栄の都市』と似てると思ったものだった。
機動警察パトレイバー TOKYO WAR@野良犬の塒
http://www.kyo-kan.net/oshii-ig/books/tokyowar.html

また、文庫版にあった末弥純氏の表紙絵と挿絵、そして文庫版上巻にあった伊藤和典氏の解説文がカットされた。かわりに、改訂版についての押井氏の後書きが追加されている。

えー、末弥純氏の絵がなくなってるのか! 残念だ。