ARTIFACT@はてブロ

最近はオーディオブログです

なぜ音楽はセンス競争が一番強力に働くのだろうか?

これを見てる・聞いている自分はセンスがいい、というセンス競争はわかるんだけど、なかでも音楽というのはその競争がすごく強力な気がする。だからこそ、iTunesのプレイリスト共有機能で、自分の音楽センスを見せつけるとかあるんだし、DJが成立するんだろうし。
ARTIFACT ―人工事実― | iTunesで自分の音楽センスを見せつける
http://artifact-jp.com/mt/archives/200311/itunesmusicsense.html
たとえば、音楽好きな人からさんざん「B'z好きな人が誰かわからない。まわりにいない」とか言われるんだけど、自分的にはピンとこない。だって、自分が聞いているし(最近は聞いてないけど)。B'zはパクリがひどい!といわれたバンドだが、今だとオレンジレンジのポジションなんだろうなーと思っている。今20ぐらいだったら、オレンジレンジを聴いてそうな気がしないでもない(笑)。
なぜ、音楽において、センス競争が激しいのかといえば、音楽は非常に数が多く、ジャンルが細分化しているからだろう。ある音楽を聞いて、適切なジャンルにわけられるかどうか、ということを見抜ける能力、それがセンスだ。だから、そういうジャンルを見抜く能力が長けていれば、通常センスが悪いとされる歌謡曲などを聴いていてもokとなる。「あえて聴いている」となるからだ。一番センスが悪いといわれるのは、何の系統もなしに音楽を聞くことなのだろう。また一番強力なセンス競争は「好きなもの」より「嫌いなもの」の表明かもしれない。