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最近はオーディオブログです

guideさんへ

http://d.hatena.ne.jp/guide/20040820#p5
長いご説明ありがとうございます。前回の感想は、今までの流れは読んだ上での感想です。というわけで残念ですが、guideさん基準では「日本語の読解力が足りない」ということになるのでしょうね。
http://d.hatena.ne.jp/guide/20040821#p8

id:kanoseさん。というわけで、トラックバックを削除しないと
こうなるんです。今の私のトラックバックの質を見てください。こんな会話を続けるより、賢い人と会話したいのはしかたがないでしょう?(笑

guideさんのご自身の文章がこういう会話を引き起こしたとは考えられませんか? 相手を「中学生」だ「高校生」だと言っていても、僕からするとsamokuさんの下記の対応の方が冷静で大人に見えます。
http://d.hatena.ne.jp/samoku/20040820#p1
http://d.hatena.ne.jp/samoku/20040821

samokuさんがguideさんを「チャンコロ」と呼んだ件に関して自分の感想を。

http://d.hatena.ne.jp/guide/20040417#p4
日本人をバカにすんな!DQNばっかみたいに言いやがってw>フランス人
誰でも思うけど、朝 日 必 死 だ な w

「必死だな」というフレーズは2chでよく使われるものですよね。このフレーズ自体は気分をうまく表現した言葉ですが、これは何か言った気になれてしまう面が強い危険な言葉でもあります。そういうフレーズを2chの外であるはてなのような場所で使っていたら、あー2ちゃんねるが大好きな人だと思われるのはしょうがないでしょう。「チャンコロ」というのが2ちゃんねらーの蔑称であるから、蔑称を言われたのが不快というのは理解できますけど。
http://d.hatena.ne.jp/guide/20040816#p6
こちらで「はてなダイアリー2ちゃんねる化が進んでるな〜」と書かれていますが、「何か言った気になれてしまう」2chフレーズを気兼ねなく使えることは「2ちゃんねる化」であると感じます。
http://blog.goo.ne.jp/sydnya/e/41901a22643b5dfc1fbb0462133a6041

それでも、<他人や、商品等を貶めるのが気持ちいい>あるいは、<こんなに対象をバッサリと批判できるオレ最高>という文章構成が、呵責もなく垂れ流しに出来るメンタリティーは、大型掲示板群の持つ、<根拠のない世間の総意を作り出して自己弁護する>風潮が育てたと考えるのは、そう的を外れた考えでもなさそうです。

この文章を引用して同意されてますが、さきほど引用したguideさんの「誰でも思うけど、朝 日 必 死 だ な w」というのは、まさに「根拠のない世間の総意を作り出し」「対象をバッサリ批判」(批判というものではないと思うけど)ではないでしょうか。
もともとguideさんに対して、TrackBackを送っていた人たちは、右とか左といった思想を問題にしているのではなく、こういうスタンスを面白がってからかっていたんだと見てました。
ところでguideさんから連日過去の記事からのTrackBackがきているんですが、これは過去の記事を常に修正しているからでしょうか…。これも面白がられている原因の一つなんでは。


http://artifact-jp.com/mt/archives/200408/weblogcomment.html
僕のコメント欄やTrackBackに関するスタンスはこちらの文章の最後を読んでください。guideさんが消したTrackBackは、僕のスタンスからすると削除しないものだったということです。ここで書いたように閲覧者の信頼を得たいのなら削除は最小限にすべきだし、閲覧者の信頼なんて気にしない、というのもありでしょう。どちらを選ぶかは管理人の自由ですが、情報発信をして多数の人の支持を得たいのなら、閲覧者の信頼は重要ですよ。

はてなダイアリーは2ちゃんねる化が進んでる

http://blog.goo.ne.jp/sydnya/e/41901a22643b5dfc1fbb0462133a6041
上でもリンクしたシドニャーオンラインのこの文章、触れようと思っていたんだけど、「2ちゃんねる化」とはどういうメンタリティかをうまく説明している。
はてなダイアリー2ちゃんねる化に関しては、まず一番にユーザー数の増加が大きいのではないかと考えている。2ちゃんねるの持つメンタリティというのは読んでいる側にかなり移ったろうから、母体が大きければ2ちゃんねる化しやすいと。
前から主張していることなんだけど、家電製品やPCといった工業製品のように性能などはっきりした評価を下せるものに関しては2ちゃんねるというのは大変便利だと思うし、そこのやりとりは貴重だ。
でも、思想や文化といった多用な価値観がある世界においては、多様性をなくし、「大衆の意見」を作るための装置になっている。たとえば、ある作品のスレがあったとして、最初はいろいろな意見が出るんだけど、だんだん「スレの空気」というのが決まってきて、いつしかそのスレッド内での意志が統一されてしまう。そして、その意志に反する書き込みは排除され、多様性を失っていく。
シドニャーオンラインの記事で、2chで評判の悪い漫画の単行本が、2chで評判の良い漫画の単行本と同じぐらい売れていたという例が引き合いに出されているけど、2chで声を出さないサイレントマジョリティがたくさんいることは意識しておきたい。
これは昔のパソコン通信時代にあったNIFTY中華思想の現代版みたいなものだと思うんだけど。以前書いた「ネットの中心を見出す中華思想」を参考にリンク。
http://artifact-jp.com/mt/archives/200403/netsinocentrism.html

コミュニティとメディアの可能性---ブログが拓く世界

http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002032.html
9/10に日経BP社新館でOVAL LINK(http://www.ovallink.jp/)主催のセミナーが。参加費は3000円で株式会社カレンの四家正紀氏、インフォバーンの小林弘人氏、橋本大也氏、関心空間を運営している株式会社ユニークアイディの前田邦宏氏がゲストパネリスト。