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スマホの音を予算5000円でハイレゾ対応の高品質に~ドングルDAC TRN BlackPearlがセールで4,680円~

この前書いた記事でもお勧めしたが、自分のお勧めで買ってくれた人が音の良さに感動していたので、あらためてドングルDACのTRN BlackPearlをお勧めしたい。現在20%OFFのクーポンがついており、4,680円とかなり安くなっている。クーポンは10/29までだが、スマイルセール対応でまた変わりそうな気がする。
※10/31現在11月12日までとなっていた

スマホやPCのイヤホン出力の音はよくない

一般的にスマホやPCのイヤホン出力にはコストがかかっておらず、ノイズがのりやすかったりして、音質はよくない。また、DAC(デジタルデータをアナログに変換するパーツ)が16bitまでで24bitのハイレゾ音源に対応してない場合もある。
Spotifyがついにロスレスに対応したりと、サブスクでも高音質化の流れは加速しているが、ワイヤレスイヤホンに使われるBluetoothではどうしても一部のデータを省略した圧縮が入り、音質の劣化がある。ハイレゾ対応CODECのLDACもmp3などと同じような非可逆圧縮のCODECなので、ロスレスではなく、データを一部省略するロッシーなのだ。

3つボタンがあり、ボリューム調整と再生・停止のボタンがある

4.4mmバランス出力があるドングルDACの中では最安値

BlackPearlの一番の特徴は価格だ。一般的に4.4mmバランス出力があるドングルDACは1万円前後の製品が多い。AliExpressなら、4.4mmバランス出力があるドングルDACは5000円ぐらいで売ってはいるが、ちゃんとした保証がある日本のECサイトで買える中では、BlackPearlはずば抜けて低価格である。かといって音質が劣っているなどということもない。

中身が見えるデザイン

バランス出力の利点

バランス出力にすると「高出力で平面駆動型など音量がとりにくいイヤホンを鳴らしやすい」「音の分離感が上がる」「音場が広がり、空間表現が良くなる」などの利点がある。総じて言うと「音量が上がり、音のくっきり感が高まる」という感じだ。

ボリュームが便利

ドングルDACを選ぶ時に気にして欲しいのが、ボリュームの有無だ。最近はまず見かけないが、この手の格安ドングルDACではボリュームがない製品が多かった。スマホでしかボリューム調整ができないと20段階程度の荒い調整の中で音量を選ぶしかなく、一段階変えただけで音量が大きく変わってしまう。ドングルDACにボリュームがあると、細やかな音量調整が行える。

アプリが公式ストアでなく野良なのが難点

しかもメアド登録が必要! 自分はメアド登録が嫌でアプリは使っていない。デフォルトがハイゲインなので、ローゲインにしたほうがいいようなのだが、特に困ってはいない。ただアプリならイコライザーも使える。

バランス接続できるケーブルが付属したCVJ NEKOが良かった

フェイスプレートの美少女イラストのレリーフで話題になったイヤホンだが、最近普通のフェイスプレートのモデルが出た。音の評価が高く、買ってみたのだが、ボーカルが近くて迫力のある音でよかった。アコースティックな楽曲も響きや余韻が良い。これが5000円ちょいで買えるとは。3.5mmと4.4mmのコネクタを交換できる付属ケーブルの品質が良く、これがあればすぐにバランス接続できるのが良い。BlackPearlと合わせて買っても1万円を切るので、中華イヤホン初心者の入門にお勧めだ。



参考 1万円前後の定番ドングルDAC

デザインがかわいいドングルDACイヤホンで人気の水月雨が出しているドングルDACBlackPearlの兄貴的存在だが倍の価格ほど音が違うかと言うと微妙のようだ。BlackPearlが異常ともいえる。箱型でない珍しい4.4mm出力のあるドングルDAC。下位モデルのminiの4.4mmはアンバランス出力なので注意。