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プリントアウトしたほうが間違いに気付きやすいのは反射光であるからという説は疑問

プリントアウトした方が間違いに気づきやすいワケ - A Successful Failure[↑B]
透過光、反射光の違いで、反射光である印刷物の方が間違いに気付きやすいという話が話題を集めていた。
どうして紙にプリントアウトした方が圧倒的に間違いに気付きやすいのか - Togetter[↑B]
この話題は以前も盛り上がっていた。


これ、自分は見る姿勢の問題だと思っていた。モニターを見る姿勢より、視線を落とした印刷物の方が落ち着いてチェックしやすいんだという考え。でも、デジタル入稿以前のことを考えれば、自分の考えはもちろん、透過光、反射光も関係ないことがわかる。
それは、デジタル入稿ではない原稿用紙で入稿していた時代でも、とんでもない誤植を原稿用紙の段階で見逃し、文字だけのゲラ(写真などは入っていない写植だけのもの)ができあがっても見逃し、初校が出てきた段階で初めて気付くということはよくあったからだ。
同様のことは、デジタル入稿であっても、原稿をプリントアウトしてチェックしたのに、きちんとレイアウトした校正のプリントアウトが出てきた段階で大きなミスに気付くこともよくある(もちろんDTPで流し込む段階でコピペミスなどするからというのもあるが)。

id:cpw 議論, 印刷 いや、ちゃんと読んでないけど一度正しいと認識したものを見直しても脳が勝手に補完するから間違いに気付かないんでしょ。だから印刷すると脳で記憶している形状とは違うからみつけやすいんだと思うよ。

という訳で、こういう意見が一番納得がいくかなー。


※追記
大野佐紀子さんがすごく納得のいく記事を書いていた。
「書き手だけが読む特殊な形式」と「誰もが読む一般的な形式」の違い - Ohnoblog 2[↑B]


※おまけ:xevraさんも勧めるプリントアウト

http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/lunarmodule7/archives/3562467.html
プリントアウトすると自分の脳の病気にも気がつきやすいよ(´ω`*)

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/kanose/20120926/printout
プリントアウトすると自分が書き込んだ時とは全く違う視点で客観的に読む事が出来るから自分がいかに支離滅裂な事を書いているかを認識する事が出来る。早期発見早期治療が精神病の基本。さあ病院へいこう(´ω`*)