- 作者: 岡田斗司夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/04/15
- メディア: 新書
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例え王様のことが好きでも、大恩があっても、芸人として面白いと認めていても、オタク圏外への意思表示として「処刑」は必要だったのかもしれない。(つづく)
bonoさんが怖い! オタキング処刑! 続きが楽しみ。
2年前のロフトプラスワンでの「オタク is dead」を見に行ったんで、書籍自体は書評を見ると、そこから大して変わってなさそうだから、あまり読む気はないんだけど、当時出た傑作改変記事「オタレイバー2」を読み直した。
J& blog http://new.ciao.jp/: 新作アニメ オタレイバー2 the Movie 〜AKIBA War〜
オタ第二世代の人「後藤さん。マニアとして、オタクとして、俺達が守ろうとしているものってのは何なんだろうな
宮崎勤から十数年。第三世代の萌えオタは、
生まれてこの方、戦争なんてものは経験せずに生きてきた
萌え
俺達が守るべきはずの萌え“オタ”
だがこの国のこの秋葉原の萌えオタとは一体何だ?
かつての総力戦とその敗北、GAINAXの占領政策、
ついこの間まで続いていたサブカルによる冷戦とその代理戦争。
そして今も世界の大半で繰り返されている内戦、
民族衝突、武力紛争。
そういった無数の戦争によって合成され支えられてきた、血塗れの経済的繁栄。
それが俺達の萌えの中身だ。戦争への恐怖に基づくなりふり構わぬ萌え。
正当な代価を余所の国の戦争で支払い、
その事から目を逸らし続ける不正義の萌え」
オタキング「ここからだと、秋葉原が蜃気楼の様に見える。そう思わないか」
南雲しのぶ「例え幻であろうと、あの街ではそれを現実として生きる人々がいる。
それともあなたにはその人達も幻に見えるの」
オタキング「3年前、秋葉原に戻ってから俺もその幻の中で生きてきた。
そしてそれが幻であることを知らせようとしたが、
結局最初の砲声が轟くまで誰も気付きはしなかった。いや、もしかしたら今も」
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お兄様、あなたは堕落しました。:アルファルファモザイク