著作権関連をいろいろ調べていたら、去年の10月に劇団近未来という同人ソフトサークルが『実況ナマハメエロ野球』という同人ソフトを出したところ、コナミに警告されて、謝罪をしていた。ゲームが2月に出たあと、すぐぐらいに販売終了*1したが、その時は事情を説明できなかったようだ。
劇団近未来:販売終了のお知らせ
私達劇団近未来は、株式会社コナミデジタルエンタテイメントの作品である
「実況パワフルプロ野球」シリーズのロゴに類似したロゴを付して、
「実況パワフルプロ野球」の登場人物を利用した作品「実況ナマハメエロ野球」を制作・販売し、
それによって株式会社コナミデジタルエンタテイメントの著作権・商標権などを侵害したこと、
及び株式会社コナミデジタルエンタテイメントの作品イメージを毀損したことを心より謝罪いたします。
また、今後同様の行為を繰り返さないことを、
株式会社コナミデジタルエンタテイメントに対して誓約いたします。
ロゴは商標権に関わってくるし、公式ではないかと誤解もされやすいし、かなり危険な領域なんだろうなあ。
こちらからの謝罪を版権者様に受け入れていただき、
製品の廃棄・誓約書の提出・賠償金の支払い、謝罪広告の掲載をもって
先月末付けで解決に至ることが出来ました。
どのぐらいの賠償金なんだろう…。
コナミといえば、ときメモエロアニメ裁判を思い出す。
ゲームソフト「ときめきメモリアル」対アニメーション「どぎまぎイマジネーション」事件判決の件
コナミのプレスリリース。
「ときめきメモリアル・アダルトビデオ無断作成販売」事件--98年6月25日訴え提起の訴状--
これまでも、「ときめきメモリアル」の人気キャラクターを無断で使用するケースは多々あり、その都度、無断使用者に対して、法的措置をとりまた個々に警告を行い、損害賠償、謝罪広告の掲載等、厳しい姿勢で臨んで参りました。
まさに今回もこれだった訳か。
項目別論文 ときめきメモリアル