最近読んだ漫画単行本

GA 芸術科アートデザインクラス (1) (まんがタイムKRコミックス)

棺担ぎのクロ。~懐中旅話~ (1) (まんがタイムKRコミックス)

書店で見かけて気になったものの、厚さの割に高いなあと思ってスルーしてたのだが、ネットで評判を見たら、評価が高かったので買ってみた漫画。
グラフィックデザイン系の高校を舞台にした『あずまんが大王』というのが一番わかりやすい説明だろうか。5人の主役キャラたちははかなり特徴的。コメディ一辺倒ではなく、たまにほろりとされる話もある。印象的なのは、4コマ漫画なのにやたらと絵の情報密度が多いこと。なんで価格が高いのかと思ったら、本文にカラーが結構多いためみたいだ。。表紙絵はセル塗りだが、カラーイラストはもっと手塗りっぽい感じで、雰囲気が大きく違う。『あずまんが大王』好きな人にはもちろんお勧めしたい。他にも『棺担ぎのクロ。〜懐中旅話』というシリアス4コマの単行本も出している。

Dear Emily… 1 (IDコミックス REXコミックス)

瑚澄遊智氏はライトノベルのイラストで気になっていたんだけど漫画の単行本が出ていたので。純朴天然系の主人公が金持ちのお屋敷でメイドとして働いて、まわりにハートウォームを振りまく。『ARIRA』みたいと言われていたが、癒し系というか、空気系と呼ばれているジャンルに入る?
もともと話ではなく、線画の処理が面白いという話題を耳にはさんで、ビジュアルで関心を持って買ったのだが、鉛筆のみの回や、ペン入れした回があったりと安定してない模様。モノクロの画面の場合、もうちょっとコントラストははっきりさせたほうがいい印象を受ける。

本の元の穴の中（もとのもとのあなのなか） 1巻 Flex Comix

表紙の雰囲気に惹かれて買ったのだが、それほどではなかった。次を買うほどではないかなあ。少年ブラッドから出たこのフレックスコミックスは駅前中型書店で結構積んであって、営業力すごい!と思ってしまった。

玻璃月蜻蛉縁物語 (1) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

岩崎美奈子 ART WORKS

イラストで有名な岩崎美奈子氏の漫画。中身を見ずに、カラーイラストのような緻密さを期待していたのだが、モノクロはさほど絵の密度が高くなかった。残念。物の縁を見ることができるルゥと縁を切る亜鳥という二人組の男の子が主人公のちょっと切ないお話。これを読んで少女漫画で桜の霊を出すの禁止!って誰かが言ったのを思いだした…。