ARTIFACT@はてブロ

最近はオーディオブログです

小川彌生氏の『Zガンダム』作画話が気になる

講談社が11月に創刊予定の雑誌「Beth」(http://bethnet.jp/pc/)は女性向けでキレイ系オタクというジャンルを提唱していて興味深いのだが、そのサイトにある『きみはペット』の小川彌生(やよい)氏のインタビューで気になる発言が。

インタビュー - Beth comic × my favourite 第一回 小川彌生さん(漫画家)
http://bethnet.jp/pc/interview/
小川 自分がそのカテゴリーに入るかどうかはともかくとして、一般人とオタクの二つに分けた時、自分自身がどちらにも入れないんですよ。どっぷりとオタクの世界に入っちゃうと居心地が悪い。だけど普通の女の子の中に入っていると浮いてしまう。子供の頃からそういった肩身の狭い思いをしてきたので、そういう人のためのジャンルが欲しいと思っていました。私と同じように感じている人ってたくさんいると思うんですよね。彼女達の受け皿になる雑誌になってくれるといいなぁ、と思います。

「キレイ系オタク」という単語を考えるのは、この辺りがキーポイントだと思うのだが、気になったのはここではない。

小川 えっと漫画は最初にはまったのが『銀河鉄道999』です。小学生の頃は萩尾望都さんが好きでした。中学生の頃は『エロイカより愛をこめて』が好きでしたね。アニメに関してはけっこう遅くって「ファーストガンダム」の世代なんですけどその当時はあまり興味がなくって、その後の『超時空要塞マクロス』(注1)のほうではまりました。特に平野俊貴さん(注2)が作画の回が好きでした。

ふむふむ、作画オタクな女性とは珍しい…とか思っていたら、

小川 でも見ていたら作画の違いはわかりますよね(笑)。最近『機動戦士Ζガンダム』をDVDで見直していたんですけど、誰が描いているのかすぐにわかりましたよ。特に永野護(注3)さんの描いた百式は一発です。キャラクターは北爪宏幸さん(注4)が描いている時が一番かっこいいですね。

ええ! 永野護氏が『Zガンダム』作品中で百式を作画してたっけ? 永野護氏はあくまで百式のオリジナルデザインをしただけでは。*1Zガンダム』のメカ作画は内田順久氏、仲盛文氏、佐野浩敏氏、松尾慎氏といったメンバーだしなあ。
ゲームで『クーロンズ・ゲート』好きといっていたけど、街歩き系が好きならぜひ海外ゲームをプレイして欲しいところ。

*1:クリンナップは藤田一巳氏