童貞騎士関係でちょっと過去記事を見ていて思い出したTrackBack。
「がんばりすぎた贈り物でドン引きされた」という悲劇を避けるには(前編):クチコミ・ギフト
http://www.kk-gift.com/archives/2005/07/post_145.html
0の恋愛感情を100に持っていくのが「アガリ」だとすると、80ぐらいを100にする成功事例というのは、たくさん学習する機会があります。例えば恋愛ドラマや映画、小説など。そして、そもそも「現在80ある」という前提なら、100にするための方法は代表的ないくつかに絞られるのだと思います。とっておきのプレゼントを贈るとか、ムードのある店での食事とか。
しかし、実践の場面でまず要求されるのは、0の恋愛感情を50ぐらいまで持っていくスキルであり、このあたりの段階では相手と自分の性格、それまでの関係、シチュエーション、季節等々の細かい条件によって、最適な方法が変わってきます。これをうまく見極め、正しい方法を選択していくことが重要なのでしょう。
プロレスだって、最初から必殺技をくり出しても勝てません。最初は小技で相手の様子を見ながら、有効な戦い方を見つけていくのが大事です。なのに、いきなり「アガリ」の場面を思い浮かべつつ大技を繰り出してしまうのが、「おつきあい慣れしていない」ということなのでしょう。
相手の恋愛感情を0から地道に上げるのは、地道な行動が必要。でも、そこでいきなり必殺技を出そうとしてしまって失敗。
よくあるアドバイスのすれ違いはこの辺りにありそうだが、この0から50に持っていくところは「暗黙知」扱いされている気がする。
「がんばりすぎた贈り物でドン引きされた」という悲劇を避けるには(後編):クチコミ・ギフト
http://www.kk-gift.com/archives/2005/07/post_146.html
「あげる気持ちが、もらう気持ちの許容量を上回ってはいけない」という考え方です。
例えば、初対面の女性には、コーヒー一杯ぐらいの「もらう気持ち」しかありません。いきなりステーキセットとかご馳走されても、申し訳なかったり変な下心がありそうで心配だったりで、素直に喜べないわけです。
わかりやすい。
これは別にプレゼントに限らず、いろいろな場面で言えるなあ。相手への好意が、自分への好意より上回っていた場合、相手への好意の出力(行動とか言動)を相手の自分への好意のレベルに合わせたほうがいい。