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「Piaキャロットレストラン」の当時の状況について その2

ゲームセンターに明日はあるの? - 言っとくがな、相手は生身の女の子なんだぞ!
http://d.hatena.ne.jp/Hayashida/20051024/1130167884
僕が当時取材したPiaキャロレストランの雰囲気とはかけ離れていた描写だったので、フィクションと銘打たれていても、それに対して「自分の視点ではこうだった」といった情報を提供することは問題ないと考えてます。当時のPiaキャロットレストランの情報を出すことと、現在のメイド喫茶の女性店員が風営法違反者として摘発される可能性の話の関係は見出せなかったので、Hayashidaさんが僕に対して、何を主張されたかったかは残念ながら理解できませんでした。申し訳ありません。
次に、先日の記事では詳しく説明しなかった当時のPiaキャロットレストランの状況や位置づけをさせていただきます。説明しなかったのは参考リンク*1を読めばわかると考えていたからです。自分では一般的な認識だと考えてますが、もし異論があるのならお願いします。
Piaキャロットレストランのベースとなったゲーム『Piaキャロットへようこそ』のモデルとなったのは、アンナミラーズ馬車道といった女性店員の制服で特徴があるファミレスでした。ゲームは18禁ですが、ゲームの舞台となるお店は18歳未満が入れない店ではありません。女性店員にかわいい制服を着てもらって、既存の喫茶店・レストランと差別化をはかった飲食店であり、水商売ではありません。
これらの店では、女性店員を売りにしてはいますが、店内に女性店員を守るために屈強なボディガード的な男性店員(いわゆる黒服)が立ってないからといって「無法地帯」とまで言わないでしょう。男性店員が一人いれば十分です。
当時のPiaキャロレストランで、男性店員(店長)はいましたが、Hayashidaさんは見かけなかったでしょうか? もちろん、出勤していても、いない時間帯やお休みの日もあった可能性はあります。しかし、それは普通の喫茶店などでもあることです。
現在のメイド喫茶の一部が、「給仕」ではなく、「接待」の領域に入っているため、風営法にひっかかる可能性が出てきたというお話は、先日の福岡の件でもわかります。
しかし、僕が書いたのは原点であるといわれるPiaキャロットレストランの話です。この店は、現在の一部の過激なメイド喫茶のような「接待」はしていません。あくまで「給仕」です。写真撮影は店員にお願いすれば可能でしたが、珍しいものを記念撮影したいという要求に対して応えることは「接待」に入らないと考えます。
また、客が来店時に「いらっしゃいませご主人様」というような挨拶はしていませんでした。ファミレスがモデルですから、普通に「いらっしゃいませ」でした。モデルになったゲームの店での挨拶「Piaキャロットへようこそ!」でした。
それにこの挨拶に関して、Hayashidaさんによる「メイドカフェ」の定義の一部には疑問があります。
http://d.hatena.ne.jp/Hayashida/20051016/1129487008

メイドカフェ
お客様来店時に「いらっしゃいませご主人様」とウエイトレスが歓待したり、給仕そのものが「サービス(接待)」として判断できる行為を含む営業を行っているもの。

この仮の区分けでの定義ですが、どこのお店でも「いらっしゃいませ」とは言います。そんな挨拶に「ご主人様」がついたり、「お帰りなさいませご主人様」とちょっと変わっただけというだけで、風営法扱いの店舗に入るとは思いませんでした。
神聖マルチ王国: メイド喫茶風俗営業 その2
http://multi.nadenade.com/shinichi/archives/2005/10/post_29.html
僕としては、こちらで提案されているような、別のものであると明確にわかるように分類し、業界団体を設立して社会にアピールすべきだという案に賛成します。