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8/9の『TVタックル』で領土問題

8/9に放映された『TVタックル』で、韓国の竹島問題と中国の尖閣列島問題を取り上げたそうな。テレビで取り上げない領土問題を取り上げたということで結構話題になっていたみたい。

http://chosonnews.txt-nifty.com/han/2004/08/post_5.html
http://chosonnews.txt-nifty.com/han/2004/08/89.html
内容をテキストに起こしたもの。これを読むと、森永卓郎氏がほんとアホに見えてしまうなあ…。
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/000340.html
テレビ朝日民主党をよく見せるために仕掛けた罠だという声。
http://blog.kiheitai.com/archives/000084.html
領土問題で自衛隊を出すといっても、死者が出るような事態に日本は耐えられるのか?という指摘。


竹島の韓国占拠を日本政府はほぼ見逃している状態だけど、かといってあれだけできちゃっているものを武力で排除するのも国際社会、日本の世論ともに無理だろう。
尖閣列島に関しては、とりあえず海上自衛隊という軍事力の前に海上保安庁という警察力で対処すべきだろうけど、その辺も縦割り行政で全然動かんのじゃー!と正論8月号で舛添要一とかが嘆いていた。
そうそう、正論8月号はネット系言論の記事はなんともいえないものだったけど、舛添とかが語っていた中国の資源問題話はさすがにまともだった。この記事だと政府に統一的な見解を持つ部署がないからたらい回しになっているのが問題という現実的な話で、武力行使も辞さずというほどの威勢に良い発言はほとんどなかった。そう考えると、「TVタックル」での威勢のよい発言はテレビ受けを考えた言動なんだろうなあ。
中国に対しては、よくODAを武器に…っていうけど、ODAを止めたら関税報復してきて、中国に頼っている日本経済大混乱というオチになりそう。
そんな訳で、結局は国連や他国を介して解決手段を探るという地道な道しかないと思うなあ。
日本は武力行使を禁じてきた分、武力がなくても大丈夫という幻想が育てられて、今はその反動で武力さえあれば解決するという幻想が育ってきていて、極端過ぎ。