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掲示板に書かれたことが全てではない

秋葉原無差別殺傷事件の犯人に関して、労働環境や恋愛に対する不満を掲示板に書き込んでいたことがクローズアップされている。
加藤容疑者「車で多額の借金」、リストラ情報でも不安 : 秋葉原無差別殺傷 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)[↑B]
ところが、この借金については友人に対しては相当愚痴をこぼしていたのに対して、掲示板で書き込みをしていない。このことから、犯人は掲示板に書く内容に関して、内容を選んでいたといえるだろう。
※追記
http://www11.atwiki.jp/akb_080608/pages/26.html 車のローン - Google 検索[↑B]
車のローンについては言及しているという指摘があった。ただ、この一つの書き込みだけなので、他の話題に比べて相当分量が少ないとはいえる。
asahi.com(朝日新聞社):「親とうまくいっていない」 加藤容疑者、孤立深める? - 秋葉原無差別殺傷[↑B]
また親の話題も、他の話題に比べると掲示板での言及が少ない。
アキバの事件 - strange[↑B]

いやーこないだちょっと書いたけど、どっちかっていうとスタンドアローンコンプレックスが近いかなあっておもう。これがそのまんま犯行動機に結びつくかどうかは知らないけども、書いてることがもうネット上にあふれるもののコピーもいいところで。さらに赤木智弘あたりとそこから影響されたもののコピーも入ってるような感じ。

しばさんが「書き込みがネット上に溢れているもののコピーみたいだ」と言っていて確かにそれは同感なんだけど、このコピーぶりというのは、あくまで「ネットで賛同されやすい不満」というのがわかっているために選ばれた話題であるから、コピーに見えるのではないか。
スポーツカーの購入で借金ができて困っていると書いても、自業自得と言われやすいので書かなかったのかもしれない。ネット上で書かれたことというのは、犯人が「見せたいと思った」部分でしかない。「掲示板に書かれなかったこと」が気になる。