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じっぽさんの発言の引用について

「ちゃんと読んでいない文章」を「悪い例」として「引用」する人 - 琥珀色の戯言[↑B]
まず「ちゃんと読んでいない」と言われてますが、読んでますよ。読んだ上で、引用させていただきました。それはコメント欄でななしさんが指摘しているように、発言内容の話だったのに、急に発言権の話が出てきたからです。

ななし
2008/04/13 14:45
あのコメント合戦は「ブクマ問題とこの道交法違反は全然違うのでおかしなたとえだけど、それは君が道交法とかよく知らんで書いたのね」「そういうotsuneさんはブクマ中傷への恐怖を知らないんじゃないか」「じゃあ君はそれについてどんだけ知識があるんだい?」「乏しいけど、専門家でなくても発言していいじゃないか」と読めました。
それまでは発言内容の話をしてるのに、急に発言権を否定すべきでないなんて話題が持ち出されてるんじゃ、あんな風にまとめられても仕方ないんじゃないですかね。
fujiponさんはotsuneさんの怒涛のレスに「言外に発言権の否定がある」と感じていた、といった事情が仮にあったとしても、書かれていない心の中の事情なんか閲覧者(勿論kanoseさんを含む)にはわからんので。

このななしさんの指摘には同感です。
医療に関してじっぽさんの「素人の意見は大事」というのはわかります。医療では、医療に素人である人間が患者として当事者になりますから。
ただ、僕が問題視しているのは、このような当事者としての話題ではなく、すでに議論がさんざん行われている話題で、非当事者で議論を知らない人が安易に言及し、その問題点などを指摘すると「だまってろというのか」と逆ギレする例です。

 件のコメント欄でのやりとりに関しては、僕はotsuneさんに高圧的な言葉で(というのはあくまでもそのコメントを読んだ時点での僕の印象で、その後のotsuneさんのコメントでは、そういう「素人は黙ってろ」を明確に否定されていますので念のため)「素人は黙ってろ」と言われたように感じたのです(それに対しては、各自に直接otsuneさんの言葉を読んでいただき判断してもらうしかありませんが)。
 それに対して、僕は肩書きを持っているような「専門家」や熱心な「研究家」ではないけれども、「車社会の問題」や「ブログのネガティブックマーク問題」というのは、「身近な問題」として「素人」である僕が語ることができる問題であると判断した、ということです。学問の世界の最先端の話題とは、性格が異なります。
 今回のid;kanoseさんの手法って、ネットでさんざん批判されているはずの「大手メディアの偏向報道」と同じだと僕は感じています。どうか、閲覧者各位はこういうエントリの「見出し」に騙されないで、ちゃんと引用先の「一次資料」を当たっていただくようにお願いいたします。

言外の印象を元に、「だまってろ」に変換されたという訳ですね。そうなると、引用した例として適切だとますます思ってしまうのですが、どうでしょうか。
「車社会」の問題を語ろうとしたのではなく、ブログのネガティブブックマークの問題を、「車社会」での喩えで説明しようとして、それは適切でないのではないか?と指摘されたのが、件のコメント欄の議論だと思っています。
なお、自分は喩え話は議論を混乱させるためだけなので、議論をしたい場合はしないほうがいいと考えています。自分が喩え話を使うのは、人に面白がってもらう場合であって、真面目に議論したい場合はしません。
喩え話は議論をスムーズにさせるためではなく、あくまで読み手にイメージを植え付けたいだけのプロパガンダだという場合にしても、あの喩えに疑問を感じる人が多い時点で成功していないでしょう。