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「インターネットは隕石である」はビジョンといえるかどうか問題

「おもてなしの経営学」:ソニーのエンジニアの名誉のために一言 ([の] のまのしわざ)[↑B]
何故SONYの経営はiPodを創れなかったか - 雑種路線でいこう[↑B]
に対して書かれた中島氏の記事。
Life is beautiful: ソニーの「イノベーションのジレンマ」について一言[↑B]
この記事を読み直していたら、面白いコメントが。

出井「インターネットは隕石である!」
エンジニア「まぁそうですね・・で?」
出井「インターネットは隕石である!」
エンジニア「はぁ・・」

こんな感じでしたよ、中は。
ビジョンと呼べるほどのものは何ら示されず。

Posted by: かめ | 2008.04.02 at 09:56

この発言よく知らなかったんだけど、「出井伸之 インターネット 隕石」で検索するといろいろ出てくる。「インターネットは隕石の落下ぐらい大きな変革を与える」と言われれば、そうですね、と言えるけど、ここから、何か具体的なビジョンを引っ張り出すのは、相当ハードルが高そうだ。
「おもてなしの経営学」:ソニーのエンジニアの名誉のために一言 ([の] のまのしわざ)[↑B]
の記事のコメントでもあったけど、

通りすがりの匿名希望:
素朴な疑問として「インターネットビジネスに抜群のセンスを持つ出井伸之氏」というところに突っ込みが入らないのは何故だろう。
彼が(so-netをやっているSCNではなく)ソニー本社で通信事業をやると決めた際に担当者となった人は、今、世間で大人気の「情報大航海プロジェクト」で次世代国産検索エンジンをやっている人ですよ?
というかそもそも通信事業を同じ会社で二つ以上作ろうとしている時点でセンスが無い。

投稿者: 通りすがりの匿名希望 | 2008年03月30日 21:23

「インターネットビジネスに抜群のセンスを持つ出井伸之氏」はこの記事からか。
Life is beautiful: なぜアップルにできたことがソニーにはできなかったのか[↑B]

 自分自身がメディア産業を持ち、ウォークマンというブランドを持ち、ネットビジネスに抜群のセンスを持つ出井氏を社長に据えたソニーはアップルよりははるかに良い立場にいたはずだが、なぜこんなことになってしまったのだろうか。

この話のすれ違いは、ギークかスーツかっていうよりも、出井伸之氏に対する評価が温度差を生んでいるんだなと理解した。


ソニー(というか日本の企業は)は楠さんが言うように自社が持っているハードウェアの技術ありきで、Appleはハードウェアの技術は外部から持ってくれば良いと考えている辺りが違う。Appleは必要とあれば、最初に使っていた技術を切り捨てることもある。
たとえば、iPodの場合、当初はHDDのみだったのが、だんだんシリコンメディアにシフトし、おそらく今後はモバイル環境においてはHDDはいらない子扱いになるだろうし。こういう切り捨てが日本の企業にはできない。
そういえば、この前、1インチHDDってどうなったんだ?と思ったら、今年になってサムスンが30/40GBの1インチHDDを発表していて驚いた。もうシリコンメディアに駆逐されたもんだと思っていた。
サムスンSpinpoint A1 容量30GB / 40GB 1インチHDD - Engadget Japanese[↑B]
ジョブズ氏といえば、「iPodに動画機能はいらない」など前言を撤回することがよくあるけど、あれは「外部向けのアピール」なのか、それとも内部でもこう言っていたのが、ある時、いきなり方針が変更するのか気になる。前者ならいいけど、後者だと大変そう。