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団塊世代の中で、全共闘で活動した人はもともと少数派

団塊世代の話になると「あいつらは全共闘で暴れたくせにさっさと社会に入りやがって…」みたいな話にすぐなる。しかし、これはメディアの刷り込みによって生まれた誤解だ。当時の大学進学率は2割もなく、その進学者が全員全共闘で活動したなんてこともないから、全共闘で活動した人なんてのはかなり少数派なのに、メディアが60年代を振り返る時は全共闘ばかりなので、このような誤解が生まれてしまう。
これに関しては、dankaiパンチの編集長、赤田祐一氏の話が参考になる。
asahi.com:「dankaiパンチ」苦戦-マイタウン東京[↑B]

◆脱サブカル オヤジ色へ
 創刊を記念して「60年代考現学」をテーマに開かれたトークイベント。会場の神保町の書店にやって来た読者は、多くが30〜40代。団塊ではなく、団塊ジュニアを引きつけていた。
 「いま考えると僕がイメージした『団塊世代』向け。観念的だった」と赤田さんはいう。
 「メディアが当時を振り返ると、フォークゲリラや全共闘がいつも出てくる。それであっちの方がメジャーと見えちゃう。でも、団塊世代の大学進学率は2割もない。その中に全共闘がある。元々少ないんですよ」
 60代の読者から「何が言いたいのかわからない」といったボロクソ評も寄せられ、やがて誌面の試行錯誤が始まる。
 目指されたのは、サブカルチャーを盛ったしゃれた感じから、より一般向けに「オヤジ色」が意識された作り。表紙は軽快なイラストから女性のグラビアへ、さらに最新号は一転イラストに戻ってジョン・ウェインに。判型は大きく、オールカラーになった。
 特集のテーマも、ビートルズ、1968年、ちあきなおみ伝説と続いた路線が変更され、「自分史の書き方」「もう一度自転車に乗ってみよう」「西部劇名場面集」「妻の死とその後」といったものに。連載「昭和クロニクル」で三井三池闘争などを取り上げる一方、「臭いオヤジは嫌われる」なんていう企画も組まれた。

全共闘で活動した団塊世代というのは、サブカル的なもののなかにしかなかったという話。
※ちょうどこの記事を見かけたので思い出して書いてみた
世代間闘争論、あるいは団塊の世代の精神的病理について - 代替案[↑B]
※参考:進学率の資料
資料7 進学率(高等学校・大学・短期大学・大学院)[↑B]
大学受験・進学60年史プロフィール 戦後教育の総括と将来像を考える[↑B]
PDFだが、折れ線グラフになっていて変化がわかりやすい。