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純国産のソーシャルアドレス帳「Ripplex」の需要

純国産のソーシャルアドレス帳「Ripplex」のすごいところ − @IT[↑B]

 mixiGmailWindows Messenger、携帯メール、私たちは日々かなりの数のコミュニケーションツールを使いこなしている。電話やファクシミリなどを含めると、多くの人は 10以上のコミュニケーションツールを使っていることになるだろう。その時々に応じて最適な連絡方法が選べるのは便利だが、誰にどのようにして連絡を取ればいいのか混乱することも多い。2007年12月末に1.0をリリースしたアドレス帳ツール「Ripplex」は“自ら育つ”をキーワードにコミュニケーションツールの問題を解決しようとしている。

このサービス、発想は大変面白いし、技術も面白いと思うだが、需要よりも技術先行の印象を受けた。
こうしたコミュニケーションツールは、Aさんはmixiのメッセージで、Bさんはメッセンジャーで、Cさんは携帯メールで…とその人が一番多用しているコミュニケーションツールを把握し、使い分けているというのが現状ではないか。だから、一番面倒なのは、各人のコミュニケーションツールの優先順位を把握することであって、各サービスでの連絡先を知ることではないだろう。こうした連絡先は、必要ならば教えることが多い訳で、特に携帯電話は実際に会う時などに初めて教えることが多いのではないか。
こうした連絡先ではなくて、ブログやソーシャルブックマーク、写真共有サービス、動画共有サービスといった各種サービスアカウントだったら、iddyなどのプロフィールサービスの方が便利だろうし。
と思ったものの、以上の発想はネットを中心としたプライベートの関係が多い場合であって、ビジネスにおいては名刺が見つからないので、メールアドレスや携帯電話がわからない…というシーンは多く、そういう需要を考えているのかもしれない。