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島本和彦氏は自作のパロディ性を自覚していないか?

作り手を“やる気”にさせる著作権とは――島本和彦氏など語る (1/3) - ITmedia News[↑B]

 シンポジウムの議論は「自由な2次創作が著作物を豊かにし、クリエイターに資する」という前提で進んだ。だが島本さんは「クリエイターを目指すならオリジナルで勝負すべき」と主張する。

 「ぼくは石森章太郎手塚治虫松本零士から出てきたのだが、そこからいかに離れるか、という戦いもある。クリエイターになろうという人は、再創造(2次創作)はあまりしないほうがいいと思う。遊びとしての再創造はあっていいが」(島本さん)

 「再創造を突き詰めるとガイナックスになる。ガイナックスはせっかく大ヒットを生み出してるんだから全部自分で考えればいいのに、あーいらいらするなぁ、また人のせりふを使ってるのかおまえら! と。ガイナックスのようなジャンルはあっていいが、自分で作れるんだから、自分から考えろと」(島本さん)

この発言は、パロディを多くやっていた島本氏だからこそ発言だと思っていたが、こんな突っ込みがあった。
島本和彦はひとのこといえるのか問題。 - Something Orange[↑B]

 こういうふうにいうからには、島本さんは自分の作品は「全部自分で考え」ていると思っているのだろう。しかし、かれの作品の大半は熱血青春もののパロディである。

自作のパロディ性に対して自覚がないという指摘のようだが、そんなことはないだろうというのが自分の印象。
島本氏のあまり熱心なファンでないので現物はないんだけど、島本氏が出している同人誌で、自分はパロディばかりやっていたために、オリジナルを描く時に苦労した。パロディは楽しいが危ないよ、みたいなことを描いているのを見たことがある。これに関しては、もっと島本氏に詳しい人がフォローしてくれると嬉しいところ。
パロディというのは、すでに知られているものを前提にして作るので、読者に理解してもらうための努力が少なくて済む。その楽さによりかかってしまう危険性を島本氏は言いたかったのだろう。島本氏が主張するのは、趣味の活動ではなく、それで食べていくのなら、パロディには頼らないほうがいいということではないか。
昔、パロディをよくやっていたFlash作者の人が、このような警告をしていたこともあるし、パロディで名を成した人ほど、パロディの危険性について、後からくる人が道を間違えないように言いたくなるんだろうなあ。
毎秒地獄です:電通はパロディに厳しい - livedoor Blog(ブログ)[↑B]

俺も初期のFlashリエータとして名前が出た方として、ニコニコで人気のアマチュアリエータに忠告すれば、「プロになったら一から出直しだからまず 10中8,9まともに飯は食えないよ」と言いたい。ここまで断言するにはニコニコのクリエータの90%が既存版権をいじる形で有名になった人たちばかりだから。ま、「あくまで趣味、金儲けは考えてない」というなら別にいいんだけど・・・僕も今世紀の初頭あたり同じセリフを吐いてたが、完全に負け惜しみだったので、同じ人がいないといいね。